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【フィギュア】イリア・マリニン王者の陥落。悪夢の始まりは団体金「断れない電話」なぜマリニンの歴史的失速は起きた
王者イリア・マリニンの不調は精神的なものが原因だとおもわれます。王子の失態。
冬季五輪の華、フィギュアスケートの男子は歴史的大波乱で幕を閉じた。2シーズン前の23年12月から個人戦14連勝、約2年2カ月間、無敗を誇った世界王者イリア・マリニン(21=米国)が撃沈。世界最高得点を持つフリーで、まさか過ぎる15位に沈んだ。
誰もが、ど真ん中に立って座るものだと思っていた表彰台にも、メダリスト会見にも、米国のスターで絶対王者の姿はなかった。イタリア国内のアイスショーにも出演し、断トツの一番人気でもあった中、悲嘆に暮れる。悲鳴が胸に突き刺さり、胃をえぐられる。悪夢の始まりは、当地7日の夜だった。
団体SPを終えた深夜。米国連盟の関係者から電話が鳴った。「君が出なければ、負ける」。中2日の10日から始まる個人男子に向け、当初は調整に専念する計画だった。SPでお役御免、慣らし運転、のはずだった。だから「まだ状態は50%」の本音も出た。
今季途中、一時は袂を分かっていたラファエル・アルトゥニアン・コーチも、開幕後に復帰。団体フリーには間に合った。起用に猛反発したが、米USAトゥデー紙によると、その電話は、相手や内容も含めて「とても断れなかった」ものだったという。





