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中国、部長級の粛清続く…「彼らは歴史の恥辱」と避難浴びせる解放軍報
1月31日、解放軍報は1面社説で「張又侠・劉振立を断固として調査したことは、人民軍隊に広がった毒の根を除去し、羽を替えて生まれ変わる(換羽重生)という重要な意味を持つ」とし、「全軍の幹部と兵士は党中央の決定を固く擁護する」との忠誠誓約を発表した。習近平・国家主席に対する軍全体名義での忠誠誓約は、1月24日に張副主席と劉参謀長が粛清されてから1週間ぶりに出された。
社説に使用された用語のトーンは非常に激しかった。「彼ら(張又侠・劉振立)はいずれ永遠に歴史の恥辱の柱に磔にされるだろう」という、呪いに近い言葉も登場した。張副主席と劉参謀長の粛清は「重大な政治的潜在リスクを除去する断固たる闘争」であり、「(習主席への)畏敬を知らず、法を試そうとする者は、関与の大小を問わず徹底的に調査する」として、関係者への徹底捜査と厳罰を予告した。
社説は習主席の軍掌握力を内外に誇示した。「軍事委主席責任制を貫徹し、習主席の命令に固く服従し、習主席に対して責任を果たし、習主席を安心させる」と強調したためだ。
2月1日付の解放軍報の社説も同様のメッセージを継続した。「骨を削って毒を除き、魂の奥底から思想の不純物を取り除く」とし、人的清算を促した。特に、2024年に開かれた「延安政治工作会議」での習主席の語録を改めて引用した。「現在の国際情勢、国内情勢、党内世論、軍部の状況のすべてにおいて、複雑で深刻な変化が発生した」とし、習主席が下す命令には絶対に服従するよう、軍の「政治整訓(整頓と訓練)」を強調した。
ただし、今回の解放軍報の社説では、張副主席と劉参謀長の具体的な容疑については再言及しなかった。両将軍が習主席の軍統帥権に挑戦したことを暗示した「軍事委主席責任制を重大に踏みにじり、破壊した」など、いわゆる「5つの厳重」については触れなかった。これについて北京の独立記者、高瑜氏は31日、X(旧ツイッター)に「『5つの厳重』が消えたという点では、25日付の社説より影響力が落ちる」と述べ、軍が士気の収拾に乗り出した可能性を示唆した。
◇政治局会議から軍服が消える
張副主席の挑戦を受けた習主席だが、再び軍の統帥権を完全に掌握した雰囲気だ。31日、中国中央テレビ(CCTV)はメインニュースで、前日午後に中南海(中国指導部の居住地)で開かれた「政治局集団学習」の場面を放映した。張又侠、何衛東、馬興瑞の政治局委員3人が欠席した21人体制で開かれたこの日の政治局会議は、1949年の新中国建国以来初めて、軍の代表が全員欠席した状態で開かれた。中国専門ユーチューバーの「中規中矩」はこの日、「中国共産党の政治局の歴史上、初めて軍服を着た政治局員が『ゼロ(清零)』の会議」と評価した。
◇1月だけで部長級8人が失脚
部長級高官の粛清も相次いだ。31日、中央紀律検査委員会は王祥喜・応急管理部長(64)が重大な規律および法律違反の疑いで調査を受けていると発表した。これに先立ち29日には、部長級の中央委員である孫紹聘・元内モンゴル党書記(66)が、重大な規律・法律違反の疑いで調査中であることが明らかになった。王部長は、今年1月に入って公式に解任された8人目の「中管幹部」だ。中管幹部は党中央組織部が直接管理する部長級の高位幹部で、約440人ほど存在するといわれている。
中央日報日本語版 2026.02.02 08:25
https://japanese.joins.com/JArticle/344224





