【日本のEV事情】猪瀬直樹氏「今の日本車とテスラとではガラケーとスマホくらい違う」

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【日本のEV事情】猪瀬直樹氏「今の日本車とテスラとではガラケーとスマホくらい違う」

1 ボラえもん ★ :2021/12/16(木) 23:49:23.92

猪瀬直樹が日本の自動車産業に警鐘 「テスラとではガラケーとスマホくらい違う」トヨタもEV投資に本腰

2050年までのエネルギー革命について「もはや選択の余地はない」と語るのは、作家であり元東京都知事である猪瀬直樹氏だ。
「今の日本の自動車と、テスラとではガラケーとスマホくらい違う」と話す同氏に、EV(電気自動車)を巡る日本の自動車産業の構造的課題と、エネルギー政策の展望を聞いた。

 取材のために東京・西麻布にある猪瀬直樹事務所に足を運んだ。猪瀬氏は冒頭、世間話をしながら暖炉に薪をくべると、
すぐに事務所を飛び出し、1階に停められている自車の「テスラ・モデル3」を記者に見せながら、その先進性を語った。

 存在感のある赤い車体の中には、スピードメーターも燃料系もなく、代わりにタブレットと変わらない大きさ15インチのモニターが設置されている。
なるほどこれまでの自動車のイメージとは大きく一線を画す。

 「カメラが8個ついているんです。後方1個に前方3個、横方向に各2個。道路が新しくできたら、約100万台のテスラからデータがサーバにアップロードされ、
ナビは日々アップデートされていきます。ビッグデータとして集まってくる仕組みなんです」

 それから「こっちに来て」と猪瀬氏は車体前方にまわり、ボンネットを開けて見せてくれた。そこには、内燃機関がなく、小さなトランクのような空間が空いていた。

 「蓄電池を下に敷いているだけなので、ここも物置として使えます。モーターがあるだけですから。乾電池とモーターで動くシンプルなプラモデルと一緒です」

国産の電気自動車のチャージャーでも充電できる別売りのアダプターも備えていて、外出先で高速充電をしたい場合にも特に不便は感じないという。
3月に購入して以来、実際に運転する中で、今の日本の自動車産業に強い危機感を覚えた。

 「クルマのディーラーは、家賃も払うし、販売員がいて、コーヒーも入れてくれます(笑)。
そういった販売にかかわるコストを全部合わせると、クルマの価格の15%くらいかかっています。テスラの場合はAmazonのようにネット上でポチって、自分で取りに行く方式。
川崎ラゾーナの駐車場の一角がテスラ用になっていて、そこまで引き取りに行きました」

 猪瀬氏は立て板に水で日本の自動車産業の根本的な問題を指摘する。
 「日本のハイブリッド車はガラケーで、(NTTドコモでいう)iモードをつけただけ。
一方のテスラは、スマホと言っていい。全然違うものができているんだっていう認識が必要なのです」
https://www.itmedia.co.jp/business/spv/2112/16/news051.html

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