あわせて読みたい
【AFP】 中共、フィリピン沿岸警備隊に猛反発 習氏の風刺的画像めぐり
フィリピン沿岸警備隊のジェイ・タリエラ報道官と中国大使館の職員は、南シナ海の領有権問題をめぐり、先週から激しい非難の応酬を繰り広げている。
国連海洋法条約に基づくオランダ・ハーグの仲裁裁判所は、南シナ海での中国の海洋進出をめぐり、中国が主権を主張する独自の境界線「九段線」について「法的根拠がない」と断定している。それにもかかわらず、中国は「歴史的権利」があるとして領有権を主張し続け、フィリピンの船舶との間で衝突を繰り返している。
タリエラ氏は14日、記者会見に臨む自身の写真をフェイスブックに投稿した。背景には「なぜ中国はいじめっ子であり続けるのか?」という見出しの下、習氏の風刺的画像が並んでいる。
中国大使館は16日の声明で、タリエラ氏の投稿は「中国指導部を攻撃・中傷する」ものだと強く非難。
この行動は「中国の政治的尊厳に対する重大な侵害」であり、「越えてはならない一線を越えた露骨な政治的挑発」だと付け加えた。
中国大使館はタリエラ氏の「悪意ある挑発」に「強い憤り」を表明し、フィリピンの大統領府、外務省、沿岸警備隊に対し、説明を求めたという。
これに対し、タリエラ氏は16日、「核心的な問題、すなわち西フィリピン海(南シナ海のフィリピン管轄海域のフィリピン側の呼称)における中国の度重なる侵略的かつ違法な行動から目をそらすための試みだ」と一蹴。
「中国大使館が、こうした違法行為を浮き彫りする画像や表現(ほとんどは正当な公論や風刺)に反対するなら、真実が暴露されることへの不安をあらわにするだけだ」と述べ、中国大使館の対応を「脅迫行為」と呼んだ。
2026年1月17日 8:44 発信地:マニラ/フィリピン
https://www.afpbb.com/articles/-/3618328?cx_part=latest






