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阪神・岩崎優が124万円分玩具寄贈 故郷の保育園などに「来年以降も続けられるように」
阪神・岩崎優投手(30)が16日、静岡市役所で行われた「玩具寄贈式」に出席した。今年から西宮市および故郷の静岡市清水区の児童福祉施設や保育園などに、登板試合数に応じた金額分の玩具を寄贈する社会貢献活動を始めた左腕。プロ8年目の今季はチームトップタイ62試合に登板。124万円分(62試合登板×2万円)相当の玩具を寄贈し、この日は寄贈先施設を代表して静岡市の田辺信宏市長に玩具を寄贈した。
「今までチームの先輩方が社会貢献活動をしている姿を見てきまして、自分もそういった活動をしたいと思い、球団に協力していただいて今回寄付する経緯となりました。オモチャはブロックでサイズの大きい物を選びまして、誤飲がないようにしました。こちらのブロックでたくさんの物を想像していってもらえればなと思っています。また来年以降もこういった活動を続けられるように頑張っていきたいと思います」
2021年シーズンもセットアッパーとして“八回の男”を担い、セ・リーグ2位の41ホールドをマーク。今夏には野球日本代表「侍ジャパン」の一員として東京五輪に出場し、準々決勝・米国戦(横浜)から3試合連続で救援登板して金メダル獲得に貢献した。地元・静岡からの応援も力に変え、多くの人々に夢と感動を届けた。
寄贈式終了後には田辺市長から「来年も期待していますし、今度WBCが2023年にありますので、是非そちらの方にも。二刀流(大谷翔平)も来るかもしれないらしいし。世界を意識しながら活躍してもらえばうれしいなと思います」と熱いエールを送られた。
その後、静岡県庁で行われた「静岡県県民栄誉賞贈呈式」に同県出身で東京パラ自転車女子2冠の杉浦佳子(50)、ボッチャ個人で金メダルに輝いた杉村英孝(39)と共に出席。岩崎は「(県民栄誉賞は)非常に光栄なことだなと思います。またこれに恥じぬよう、これからも精進していきたいなと思います」と表情を引き締めた。
16日(木)、岩崎優選手が静岡市役所を訪問し、子どもたちへ玩具の寄贈式を行いました。
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