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阪神・青柳 最多勝&最高勝率 来季もキャリアハイ「今年がピークと言われないように」
「NPBアワーズ2021」(15日、都内)
阪神・青柳晃洋投手(28)が、NPBアワーズで最多勝、最高勝率を表彰され、ビデオメッセージを寄せた。「素直にうれしいですし、最多勝はプロに入ってから一番取りたい賞なので、本当にうれしいです」と喜びをかみしめた。
今季は25試合に登板し、13勝6敗、防御率2・48、勝率・684を誇った。プロ6年目で初めて勝ち越し「負け数が少なかったというのはチームに貢献できたのではないかと思います」と納得顔だ。
印象に残る試合には6月22日・中日戦(バンテリン)を挙げる。「大野さんとの投げ合いに勝利することができた」という一戦は、7回4安打1失点(自責0)。竜のエースに投げ勝ったことを自信にして初タイトルへ突き進んでいった。
投手2冠に輝いても右腕はどこまでもどん欲だ。「一回で終わらず今年がピークだったと言われないようにしたい。今年より勝ち数を増やしたいですし、いい防御率で終わりたい」。キャリアハイ更新を力強く宣言した。
ビデオメッセージの最後には「来シーズンは今年を上回る成績を残して、阪神を優勝できるように頑張りたいと思います」とファンに約束。初の開幕投手を狙う男はまだまだ進化の途中だ。