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(出典:telling,) |
中島 貞夫(なかじま さだお、1934年(昭和9年)8月8日 – )は、日本の映画監督・脚本家・作詞家。 1934年(昭和9年) – 千葉県東金市にて出生。 1944年(昭和19年) – 10歳の時に父親が戦死。 1954年(昭和29年) – 東京都立日比谷高等学校卒業。 1959年(昭和34年)
17キロバイト (2,054 語) – 2021年7月25日 (日) 22:31
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https://www.dailyshincho.jp/article/2021/12111101/
「うまい俳優はこの人」。そんな記事は昔からあるが、不思議と選者はドラマや映画のウォッチャーをはじめとする制作とは無縁の人が中心。映画、ドラマのプロが選んだら、どんな結果になるのか? 3人の識者に「うまい演技とは何か」と「うまい俳優・女優は誰か」を聞いた。
まず語ってくれたのは中島貞夫監督(87)。「懲役太郎 まむしの兄弟」(1971年)や「日本の首領シリーズ」(1977年)などを撮った名匠で、東映黄金期を支えた1人。
「(今年3月に亡くなった)田中邦衛さんはうまかった。邦さんのことを『うまいのか下手なのか分からない』などと言う人がいますが、間違いなくうまかった」(中島監督)
監督自身、うまさに惚れ込み「暴動島根刑務所」(1975年)などに起用した。どこがうまかったのか?
「まず演技を自然に見せられた。よく『演技が自然』と表現する人がいますが、それは正しくない。演技は自然なものではないのですから。『自然に見せられる人』がうまいんです」(同)
その上、田中さんはどんな役でも演じられる人だったという。その上、田中さんはどんな役でも演じられる人だったという。
「邦さんは俳優座出身で、演技の基礎が出来ていましたからね。また、役を自分でどんどん面白くすることも出来た」(同)
田中さんが1981年から2002年まで続いた「北の国から」(フジテレビ)に黒板五郎役で出演したのは知られている通り。
「五郎役にも邦さんはハマりましたよね。しかも邦さんにしか出来ない役になった。その点でもやはり名優でした。また長い期間、観ていられる俳優でもあり、これも偉大だったと思います」(同)
長く観ていても飽きさせないのも名優の証しなのだという。
そもそも、うまい俳優とは、どんな存在なのだろう?
「まず、うまい俳優は2通りあります。『特定の役をやらせると天下一品の人』と『どんな役でも出来てしまう人』です」(同)
前者の「特定の役をやらせたら天下一品」の代表格は誰か。
「亡くなった丹波(哲郎)ちゃんですね。丹波ちゃんは時代劇で加藤清正とかやると抜群にいい。だけど普通の善人をやってもらうと、面白くもなんともないんですよ(笑)」(同)
中島監督はうまい俳優として山崎努(85)も挙げた。
以下抜粋
次はTBSで「代議士の妻たち」(1988年)や「迷走地図」(1992年)のブロデューサーや演出を務めた市川哲夫氏(72)の話を聞く。
挙げた俳優名
滝沢修
八千草薫
田中好子
ショーケンこと萩原健一
次は北海道大大学院文学研究科教授で映画評論家の阿部嘉昭氏に話を聞く。阿部教授は女優に絞って論じてくれた。
挙げた俳優名
杉村春子
高峰秀子
左幸子
故・山田五十鈴
藤純子
若尾文子
岡田茉莉子
松たか子
宮沢りえ
小松菜奈
清原果耶
安藤サクラ
杉咲花
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