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【韓国】「韓国が通貨危機に陥る確率は30%程度」⇒ 米国・日本との通貨スワップを再開拡大すべき
ウォン安が急速に進むと、おなじみの人物がメディアに登場します。
韓国『世宗大学』のキム・デジョン教授です。
ー中略ー
キム・デジョン教授の著作『第2のIMF通貨危機は再び来るのか?』が刊行されたので、それを記念してのインタビュー取材です。
(前略)
――最近『第2のIMF通貨危機は再び来るのか?』という本を出版されたのをはじめ、以前からわが国の外貨準備高が不足していると
一貫して指摘してこられました。
「そのとおりだ。
通貨危機を経験しておきながら徹底的に備えることができていないことに対して警鐘を鳴らすのが、この本の目的だ。
学者になる前、証券会社に勤めながらIMF危機を目の当たりにした。
わが国の大企業の半分が崩れ、総合株価指数は1,000から270ポイントまで暴落した。国民は金を集めて国を救ったが、傷は深かった。
通貨危機発生の原因を勉強し、このようなことの繰り返しを防ごうと研究しているうちに現在に至った。
ドルウォン為替レートの回帰分析の結果、長期的な右肩上がりが予想される。
通貨危機が再び起こる可能性も30%程度と推定している。政府の拡張財政が続けば、さらに危険になる。
――外貨準備高はそれほど不足しているのか。
ー中略ー
⇒参照・引用元:『毎日新聞』[ワイドインタビュー] 世宗大学金大宗教授、「韓国、外国為替危機の可能性…「外貨準備を拡大する必要がある」という警告
https://www.imaeil.com/page/view/2025121116560044002
驚くのは、韓国が通貨危機に陥る確率を「30%程度と推定している」と述べていることです。
何を何で割った数字(パーセント)なのか知りませんが、こんなことを言って大丈夫なのでしょうか。
↑2025年12月12日の韓国債5年物のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の値は「22.38bp(ベーシスポイント)」です
(『Investing.com』より引用/スクリーンキャプチャー)。
ちなみに韓国債5年物のCDSは2025年12月12日現在「22.38bp」です。ここから推算すると年次の破綻確率は「約0.37%」、5年累積で計算しても「約1.8〜1.9%」になると思われるのですが、「30%」というのは、どこから出た数字なのでしょうか。
さらに面白いのは以下です。ウォン安の進行を止める方法について聞かれ、キム教授はこう答えています。
――政府が為替レートを下げる方策は。
「まず、合衆国・日本との通貨スワップの再開および拡大だ。
国際金融市場は戦場と同じだ。危機状況では同盟国だからといって私たちを助けてはくれない。
1997年の通貨危機も、日本がわが国の短期債権を売ったことから始まり、合衆国もそのときすぐ後に続いた。喫緊の課題だ。
(後略)
韓国には「通貨スワップカルト」みたいな信仰心がありますが、完全に間違っています。キム教授はスグに通貨スワップ、通貨スワップと取り憑かれたように連呼しますので、カルト信者のように見えます。
また「1997年の通貨危機も、日本がわが国の短期債権を売ったことから始まり」と大ウソを述べている点を見逃さないでください。
「ばっかじゃねーの」という他ありません。
1997年のアジア通貨危機で韓国がドボン騒動を起こしたのは、外国からお金を借りまくって無法図に債務を積み上げたのが原因であって、日本の債券売りが理由ではありません。
自ら債務を積み上げて、外貨を返済できなくなったのが原因です。しかも外貨を貸し出すなどして、公表していた外貨準備高はウソでした。
韓国メディアの皆さんは、キム教授にインタビューしても無駄です。1997年アジア通貨危機の原因についてウソをつくような人物なのですから。
(吉田ハンチング@dcp)
2025.12.12
https://money1.jp/archives/159627






