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東北大、大学院に「災害科学コース」新設へ…防災から復興まで包括的に学び実務者を養成
1 蚤の市 ★ :2025/11/13(木) 07:52:20.26 ID:cS9OXgZx9
東北大学が、東日本大震災から15年となる来春、大学院に「災害科学コース」を新設することが12日、わかった。震災で得た知見をもとに、防災から復興まで包括的に学ぶプログラムを提供し、公的機関や企業で防災戦略を立案する実務者などを養成する。
災害科学コースは来年4月、環境科学研究科に開設し、10月から学生の受け入れを始める。募集人員は修士12人、博士2人。途上国の行政関係者や、災害に関心のある国内外の学生の入学を想定している。
コースでは、建造物の耐震化や津波対策、より災害に強い街に復興するプロセスなどを文理横断で学ぶ。留学生が出身国の防災計画を策定する実習など、実践的な授業も行う計画だ。
東北大は震災後の2012年に「災害科学国際研究所」を創設し、工学や理学、社会・人間科学などの研究者約70人が、災害に関する知見を蓄積してきた。24年には、政府から助成を受けて世界トップレベルの研究大学を目指す「国際卓越研究大学」に選ばれ、災害など国際社会の課題解決に貢献する人材育成を戦略の一つに掲げていた。
冨永悌二学長は「被災地の総合大学として積み重ねてきた研究成果を、人材育成に生かしたい」と話している。
読売新聞 2025/11/13 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/shinsai311/news/20251113-OYT1T50021/








