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Androidスマホ、来月にも3倍超に値上りする見通し、韓国サムスンではGalaxyと半導体部門で喧嘩に
1: かに星雲(茸) [US] 2025/12/03(水) 11:24:27.34 ID:bsp/B7UT0 BE:422186189-PLT(12015)
事の発端は、Samsungのスマートフォン事業を統括する「モバイルエクスペリエンス(MX)事業部」と、メモリチップを製造する「デバイスソリューション(DS)部門」の間で行われたDRAM供給交渉である。
# 安定を求めたMX、利益を優先したDS
業界事情に詳しい韓国メディア『ソウル経済(Sedaily)』が報じたところによると、MX事業部は高騰するメモリ価格のリスクを回避するため、DS部門に対して「1年以上の長期固定価格によるDRAM供給契約」を打診した。これは、将来的なコスト変動を抑制し、スマートフォンの製造原価を安定させるための常套手段である。
しかし、DS部門はこの要求を明確に拒絶した。代わりに提示された条件は、「四半期(3ヶ月)ごとの再交渉」という、極めてシビアなものであった。
# 経営幹部の介入という異常事態
この交渉は現場レベルでは決着がつかず、最終的にはSamsung Electronicsの高位経営幹部が仲裁に入る事態にまで発展したとされる。結果として、MX事業部は「必要な供給量(ボリューム)」の確保については確約を取り付けたものの、価格決定権についてはDS部門の要求通り、四半期ごとの市場価格連動制を受け入れざるを得なかった。
これは事実上、Samsungのスマートフォン事業が、自社製チップを採用しているにもかかわらず、外部のメモリバイヤーと同じ「市場の荒波」に晒されることを意味する。かつてのような「グループ内割引」や「優先的な価格固定」といった恩恵は、もはや過去のものとなったのだ。
https://xenospectrum.com/samsung-rejects-galaxy-dram-deal-price-hike-s26/





