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中国でスシローとサイゼリアが大人気!絶好調出店ラッシュの理由を現地から分析 …日本は、9月の消費者物価指数(CPI)が前年同月比2.9%と物価上昇が続くインフレの状態だった。一方、中国の9月のCPIは前年同月比-0.3%、8月… (出典:@DIME) |
1 1ゲットロボ ★ :2025/11/30(日) 10:44:53.96 ID:uCPhxlUm9
そうはいっても、中国の外食産業の規模は日本の約5倍。中国の需要を取り込めるかどうかで、業績が大きく左右される。
そんな中、私の住む広州で、日本企業のお店で人気を加速させているのが、スシローとサイゼリアである。
二極化する中国の外食産業
中国の都心では、価格の二極化が大きい。
車をまだ持つことができない人もまだまだ多い一方で、高級車や高い家賃のマンションに住む人もいる。そのため、外食産業でも二極化している。中国料理で非常に安いものであれば、1人200円くらいで食べられる。他方、一般的な中華料理、西洋料理の場合だと1人3,000〜5,000円くらいはかかり、日本よりも高い。
平日でも大行列のスシロー
スシローは平日の夜でも混んでいて、いつも店前に人だかりができている
日本で、スシローというと、1皿120円で、安く外食できるというイメージだが、中国では少し異なる。マグロや卵などの120円メニューは214円(10元)、日本で330円のえび天うどんは中国では470円(22元)と少し高い。
中国料理の安いお店よりは高いが、西洋料理ほどは高くならない…といった感じだ。
2023年に福島第一原子力発電所が処理水を海洋放出したときに、一時的に客足が減ったことがあった。その後に客足が戻り、今では、平日の昼でも座席の予約が満席でなかなかできず、予約なしで行くと30分〜1時間程度待たなければならないほどの人気ぶりである。
中国のスシローでは、ワイマイという配達サービスを受けることができるため、家で食べる人も含めれば、非常に多くの人がスシローを食べていることになる。
スシローは、2026年度に海外の売上比率を全体の35%にする予定で(2024年9月期は25.5%)、その61%は中国大陸、台湾、香港である。
特に2025年9月以降、中国大陸の業績改善が非常に顕著で、営業利益の増加に寄与している。今後も、引き続き出店を拡大していく予定で、さらなる利益増加が期待できそうだ。
一方、中国でさらなるデフレがすすみ不景気になれば、中価格帯であるスシローは、売上が減少する可能性はある。
スシローを運営するFOOD&LIFE COMPANIE(3563)の株は、株主優待として、100株以上で1,650円相当(3年以上継続保有の場合1,100円増)の電子優待割引券が受け取ることができる。
中国でも低価格を維持するサイゼリア
中国には、高い価格帯のお店もあるが、安く食べられる飲食店もたくさんある。そこに、価格で真っ向勝負しているのがサイゼリアである。
スシローは行きたくても混みすぎて食べには行けないこともあるが、サイゼリアは空いている場所や時を選べば行きたいときに行くことができる。
日本でもサイゼリアは安いが、中国でも非常に安い!
日本で100円のグラスワインは、なんと中国で64円(3元)、ミラノ風ドリア300円は、中国で406円(日本より少し量が多い。)、パルマ風スパゲッティ400円は中国で321円と、非常に安く、かつ少し量が多い。
サイゼリアの中国事業(香港含む)は2025年8月期で、海外事業の約85%を占め、売上は広州、上海が多く占め、この2地域を中心に、さらなる出店を拡大している。海外事業が全体の売上に占める割合は、約37%で、今後も出店を加速し中国事業の売上が拡大していきそうだ。
ただ、中国の外食産業は競争が激しく、その興亡や入れ替わりも激しい。その原因として考えられるのが、都心の地価が高すぎることだ。多くの需要が見込めないと、その家賃の高さから、事業が継続できない。
また、日本でおいしいからといって必ず人気となるわけではない。日本の味をそのまま持って行っても中国人の嗜好に合わないと、需要が見込めず、撤退した日本企業も多くあり、難しい市場である。
※1元=21.4円で換算
https://news.yahoo.co.jp/articles/38f8d75b4b923b6e68cc03bc727f4c88aa79a00c
https://news.yahoo.co.jp/articles/38f8d75b4b923b6e68cc03bc727f4c88aa79a00c?page=2
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(出典 cmsimage.akindo-sushiro.co.jp)
スシローセット 930円(税込)








