【韓国】 深夜に打ち上げるヌリ号、太陽光弱い時間帯に600キロメートル上空へ

【韓国】 深夜に打ち上げるヌリ号、太陽光弱い時間帯に600キロメートル上空へ

【韓国】 深夜に打ち上げるヌリ号、太陽光弱い時間帯に600キロメートル上空へ

1: 仮面ウニダー ★ 2025/11/26(水) 07:34:27.52 ID:c99Ldzrc
中央日報/中央日報日本語版2025.11.26 06:38
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4回目の打ち上げを控えた韓国型ロケット「ヌリ号」を発射台に据え付ける起立作業を終えた。韓国宇宙航空庁と韓国航空宇宙研究院は25日午後1時36分にヌリ号を全羅南道高興(チョンラナムド・コフン)にある羅老(ナロ)宇宙センター内の発射台に据え付け固定する作業を完了したと明らかにした。

ヌリ号はこの日午前9時、特殊製作された無振動車両に載せられて羅老宇宙センター内の組み立て棟から外に引き出された。
当初午前7時40分から移送を始める予定だったが、雨が降り滑る恐れがあることからスケジュールが遅れた。
午前10時42分に発射台に到着したヌリ号は、起立装置であるエレクターに載せられ打ち上げパッドに垂直に立てられた。
ロケット下部は4つのタイヤが付いた地上固定装置(VHD)を利用してしっかりと固定した。打ち上げ直前にエンジンが最大推進力に到達すると固定は解除される。午後にはヌリ号に電源と推進剤(燃料・酸化剤)を供給するためのアンビリカル連結と機密点検などが進められた。航空宇宙研究院は「気象状況などの理由で予定された作業を完了できない場合、26日午前まで追加作業を継続する予定」と伝えた。

航空宇宙庁は26日午後遅くに打ち上げ管理委員会を開き、技術的準備状況、気象条件、宇宙物体との衝突可能性などを総合検討しながらヌリ号の最終打ち上げ時刻を決める方針だ。現時点では27日午前0時55分の打ち上げが有力な状況だ。

1~3回目の打ち上げ時とは違い今回は初めて夜間打ち上げに挑戦する。搭載される次世代中型衛星3号がオーロラ測定などの任務を遂行するためには太陽光が弱い時間帯に600キロメートル上空の太陽同期軌道に進入しなければならないからだ。暗い環境自体は大きな問題ではないが、作業者が不慣れな時間帯である点は負担だ。打ち上げ当日の気象条件と技術的変数などもカギだ。ヌリ号は2021年の1回目の打ち上げに失敗し、2022年の2回目と2023年の3回目の打ち上げは技術的問題から1~2回日程が延期された上で最終的に打ち上げに成功した。

今回の打ち上げは政府(航空宇宙研究院)主導で進めたこれまでとは違い、民間企業が主導した点で「ニュースペース時代」入りの信号弾という意味がある。民間企業のハンファエアロスペースがロケット製作から組み立て、構成品参加事業者の管理など打ち上げ直前まですべての過程を主管した。ただ打ち上げ自体は依然として航空宇宙研究院が主導する。
来年と再来年に予定された5回目と6回目の打ち上げでは企業の参加範囲を打ち上げ過程まで徐々に拡大する予定だ。

https://japanese.joins.com/JArticle/341455


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