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“小学生が高級寿司”は食育として良い経験?逆効果?幼少期の経験はどこまで必要か
https://news.yahoo.co.jp/articles/4dab3d7b67b354417bc404c14ea6f208964b03ec
食に関するSNSの投稿が話題になっている。高級寿司店で食事する子どもたちの写真で、人生経験をすることに称賛の声があがる一方で、幼少期から子どもを高級店で食事をさせることに対して、批判的な声も集まった。投稿した父親は「子どもたちに幼いときから色んな食事の経験をさせたい」と、食育の一環だと説明した。
「ABEMA Prime」には、平均単価で1人1.5万円する高級店に月に数回、子どもたちと行く母親が出演。「値段関係なく、季節の食材も大事」だとし、また「知的好奇心を高めたい(刺激を与えたい)」と説明する。この行動に小児科医からは「何を食べるかより何を学ぶか」という指摘も入った。
■小学校低学年の娘と週3〜4日は外食へ
天現寺さん
子どもを高級寿司店に連れて行くことには、豊富な人生経験だと支持する人がいる反面、「子どもの舌を肥えさせちゃダメ」「高級志向になると、安いものを受け付けられなくなる」という意見もある。2ちゃんねる創設者・ひろゆき氏も「おいしいものを子どものうちに食べさせてしまうと、その子の人生の幸せを奪うことになるのでは。一番おいしいものを食べる店には、自分で稼いだ金だったり、大人になって奢ってもらったりして行くべきで、子どものうちは周りの子どもと同じものを食べていた方が幸せの総量は増えるのでは」と疑問を投げかける。
これに対して、娘を週3〜4日は外食に連れて行くという天現寺さんは、全く問題ないと主張する。「特に深い思想があってのことではなく、私が行きたいから行っている。家族で行くのがとても楽しい時間で、子どもが喜ぶ姿を見られる」。子どものうちから高級店に行くことで、将来の感動が薄れるのではという質問には「それはあると思うが、自分でそういう店に行けるように頑張ればいいし、食事に関しても作ってもらった方に感謝するとか、どんな食事でもおいしくいただくことを教えている」と語り、むしろ良いものを食べさせることで、生活水準の高い食生活を経験させ、将来的な指標として「努力が必要」と教育もする。
さらには「いろいろと抑制して禁止すると、余計に大人になってから反応があるのではと、何でも食べさせている」と、高級な食事だけでなく、ファストフードなど、幅広く食べさせることにしているという。








