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今季限りで現役引退の鳥谷敬さんが阪神時代に‘’鉄仮面‘’を貫いた理由とは…
阪神、ロッテで活躍し、今季限りで現役引退した鳥谷敬さん(40)が12日、テレビ朝日系の情報番組「サンデーLive!」で同局のヒロド歩美アナ(30)のインタビューを受けた模様が放送された。
思い出の地・甲子園球場のスタンドに座った鳥谷さんは、自由獲得枠で阪神入団した直後のキャンプ、実績のない自身に想像以上の注目が注がれたことを回想。そこであえて淡々と、チームの勝利のためのプレーに徹していたスタイルの確立を決めたという。
「報道陣が常に5人から10人いた。普段の自分と違うものを演じた方が今後楽なんじゃないかなって。もともとはめちゃくちゃ怠け者なので、わざと誰よりも早く来て『早く来る』という印象を付けたり…」
一方で、ロッテ移籍後はベテランの立場で試合出場が限られたことから阪神時代のいわば鉄仮面から、喜怒哀楽を出して元気よくプレーすることにシフトチェンジした。 「元気出してグラウンドを走っている姿を若い選手が見た時に『力になれるんじゃないかな』と」。現役引退し、改めて阪神時代、ロッテ時代での“2つの顔”を演じきった鳥谷。最後に「本当の自分がどちらなのか分からなくなりました」と笑った。