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こうした中、SNSでは中国国防省報道官や中国外交省報道官による日本語の「警告」投稿が注目を集めている。
人民解放軍の公式報道アカウント「China Military Bugle」は14日、青い背景に白い文字で「日本側が歴史の教訓を深く汲み取らず、あえて危険な賭けに出たり、更には軍事的に 台湾海峡情勢に介入したりすれば、必ず中国人民解放軍の鉄壁の前で 粉骨砕身になり、多大な代償を払わなければならない。」とつづった画像を投稿した。
「力の限り懸命に働くこと」を意味する「粉骨砕身」を、文字通り「骨や身が砕けること」という意味で使ったと思われるポストに、面白がる声が上がった。
こうした警告投稿は、中国外務省報道官(CHINA MFA Spokesperson)の公式Xでも投稿されている。
こちらは赤と黒のグラデーションがかかった背景に、白とオレンジ色の文字で主張をつづった画像ポスト。日本語および英語でのポストがセットになっている。
13日の投稿では、「日本は再び軍国主義の過ちを 繰り返すつもりなのか 再び中国人民とアジア人民を 敵に回すつもりなのか 戦後の国際秩序を 覆そうとしているのか”」と主張。「中国外交部報道官 2025年11月13日」の署名が添えてある。
続く投稿では、「日本が台湾海峡情勢に 武力介入すれば 中国は必ず 正面から痛撃を加える」。「われわれは 日本に告げる 台湾問題で 火遊びをするな 火遊びをすれば 必ず身を滅ぼす」としている。
日本をはじめとする各国のXユーザーらに釘を刺すような文面が並ぶが、SNSではこれを面白おかしく受け止める声が上がった。
「たけのこ派に告ぐ チョコの量が多い きのここそ至高である」
Xでは、赤地の背景に白とオレンジ色の文字で、思い思いの主張をつづるユーザーらが続出した。
近代地歴の解説動画を投稿しているYoutuber・破綻国家研究所さんが15日、「例のアレ、ジェネレーターを作ってみた」として「大判焼外交部ジェネレーター」を公開すると、さらにこの流れは活発になった。誰でも簡単に「中国外交部報道官風」の画像を生成できるとして、複数のユーザーらが”ネタ投稿”を行っている。
政治関連の主張を投稿するユーザーらのほか「たけのこ派に告ぐ チョコの量が多い きのここそ至高である」と「きのこたけのこ論争」をめぐる投稿や、「全男性に告げる どんな理由があっても 百合の間に挟まるな 挟まれば全世界が 必ずお前を滅ぼす」といった主張もある。
個人サイトの日記投稿をベースとして流行したネットミーム「吉野家コピペ」をもじった投稿も注目を集めた。
台湾の国家安全会議の呉釗燮(Joseph Wu)秘書長も16日、英語で「中国は平和を愛すると主張しながら 台湾を脅迫し フィリピンをいじめ 日本に攻撃する これは単なる覇権主義だ」とつづった。
思わぬ流行に、台湾のユーザーは「お前ら(私も含む)有名人やんwwww (台湾メディアより)」と反応。日本のユーザーからも「まさか中国外交部も人民解放軍もネットミームになって遊ばれるなんて夢にも思わなかっただろうな」「世界よ、これが日本だ」などと面白がる声が上がっている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/88b7683e83093c319139acfae9c98af7e34862e5?page=1







