【天皇杯】大分トリニータ 「カタノサッカーの真骨頂」王者川崎との死闘を制して大分史上初の天皇杯決勝進出‼

【天皇杯】大分トリニータ 「カタノサッカーの真骨頂」王者川崎との死闘を制して大分史上初の天皇杯決勝進出‼

【天皇杯】大分トリニータ 「カタノサッカーの真骨頂」王者川崎との死闘を制して大分史上初の天皇杯決勝進出‼

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延長死闘の天皇杯準決勝、サドンデスPK戦を制したのは片野坂大分!! クラブ史上初のファイナルへ

 天皇杯は12日、準決勝を行い、前回王者の川崎フロンターレが大分トリニータと対戦した。試合は0-0のまま延長戦にもつれ込むと、後半8分に途中出場のFW小林悠が劇的な先制ゴールを挙げて川崎Fが先制するも、大分も後半アディショナルタイムにパワープレーから同点ゴール。PK戦もサドンデスに突入したが、7人目で大分が勝利し、史上初の決勝進出を果たした。

 大分は延長後半開始時、渡邉に代わってFW長沢駿を投入。最後の勝負に出た。対する川崎Fも同5分、家長、脇坂、MF橘田健人を一気に下げてMF遠野大弥、MF小塚和季、MF塚川孝輝を入れ、交代枠を使い切った。直後、川崎Fはマルシーニョを中心に波状攻撃を浴びせるも、大分のゴール前には高木が立ちはだかる。

 それでも延長後半8分、川崎Fがついにこじ開けた。アタッキングサードでのパス回しからペナルティエリア右を小塚が攻め上がると、ゴール前にグラウンダーのクロスを供給。これに飛び込んだ小林が右足で流し込んだ。

 ところが、ドラマはここで終わらなかった。失点直後にDF羽田健人を入れてパワープレー攻勢に出た大分は延長終了間際、右サイドに開いた下田がゴール前にクロスボールを送り込むと、ニアに入りながら反応したエンリケがフリーでヘディングシュート。これがゴール右隅に突き刺さり、試合は再び同点となった。

  勝負の行方はPK戦へ。川崎Fは遠野、大分は井上が負傷したため、PK戦も10人でのまさに死闘となった。先攻は大分。1人目の下田がポストに当てながらゴールに沈めると、川崎Fの知念も成功。大分は2人目の長沢が左ポストに当てて失敗した。だが、川崎F山村のキックは高木がセーブ。ここでも再び同点となった。

 3人目は大分の松本、川崎Fの小塚ともに成功。4人目は大分のエンリケが成功したが、川崎Fは塚川がポストに当て、大分が王手をかけた。ところが5人目、大分の小林のキックはチョン・ソンリョンがセーブ。川崎Fも小林が落ち着いて決め、サドンデスに持ち込まれた。勝負が決まったのは7人目。大分は町田が成功すると、最後は山根のキックを高木がセーブ。守護神の大活躍で、片野坂知宏監督ラストイヤーの大分が史上初の決勝切符を掴んだ。

ゲキサカ:12/12(日) 16:52
https://web.gekisaka.jp/news/detail/?347480-347480-fl


川崎フロンターレ 1-1 大分トリニータ
   4 PK 5

得点者
川崎  113分 1-0 小林 悠
大分  121分 1-1 エンリケ トレヴィザン

川崎   大分
31 SH 8
14 CK 3
12 FK 10

等々力陸上競技場
入場者数 (17,595人)
天候・気温・湿度 (晴れ / 16.5℃ / 47%)

試合情報
https://www.jleague.jp/match/emperor/2021/121202/live/#live


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