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【中央日報】韓国国防部長官、公開的に「日本に失望」…ブラックイーグルス給油拒否で波紋広がる
安長官はこの日、KBS(韓国放送公社)日曜診断ライブに出演し、「日本と軍事協力までではないが、安保協力関係は緊密に維持し、北の核・ミサイル高度化に能動的に対処していこうという意見で一致し、往来もしようという話をした」とし、このように述べた。1日の韓日国防長官会談でどのような話をしたのかという司会者の質問に答える過程だった。安長官は1日、マレーシアのクアラルンプールで開催された第12回ASEAN拡大国防相会議(ADMMプラス)を契機に小泉進次郎防衛相と韓日国防長官会談を行った。
安長官は具体的な事例に言及してはいないが、最近、日本政府が韓国空軍ブラックイーグルスT-50B特殊訓練機に対する中間給油を拒否したことに対して事実上遺憾を表明したとみられる。
これに先立ち韓国国防部と日本防衛省はブラックイーグルスチームが今月17日に開催されるドバイエアショーに参加する前、日本航空自衛隊所属の那覇基地に中間寄着する案をめぐり議論してきた。両国はブラックイーグルスが日本国内の米軍基地または日本自衛隊所属基地を利用することで合意したが、日本側は先月30日の韓日首脳会談を控えて那覇基地寄着計画を中断すると通知した。先月28日にブラックイーグルスチームが独島(ドクト、日本名・竹島)付近の東海(トンヘ、日本名・日本海)上で訓練を実施したことを問題にしたという。
ただ、先月30日の首脳会談で李在明(イ・ジェミョン)大統領と高市早苗首相が「韓日両国民が実感できる実質的な協力が引き続き拡大するべき」という意見で一致した。これによる両国間の葛藤が表面化しないよう管理する雰囲気だった。
しかし5日、韓国国防部が日本側に韓国軍楽隊の自衛隊音楽まつり参加を取り消すという立場を伝達したことが把握され、両国間の乱気流が感知されている。一種の抗議性の措置と解釈されるが、それでも日本はブラックイーグルスの寄着拒否決定を覆さなかった。今回の事案が外交的葛藤に広がる可能性も排除できない。
安長官はこの日、「日本が持つ本質的な問題があり、過去の問題などについては断じて譲歩できない状況」とし「そのようなことを前提に『狡兎三窟』の姿勢で日本に対応しなければいけない」と明らかにした。用心深いウサギは身の安全を守るため穴を3つも掘っておくように、日本に対応する時は予想外の状況にも常に備えるという趣旨だ。両国間の協力構図が続いても問題を提起するべき点は指摘するという意味とも考えられる。
https://news.yahoo.co.jp/articles/a9badb69f2256a2dcaf29258751635d4b0efe0a4







