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「56本塁打に騙されるな!」米注目のFA村上宗隆に、韓国メディア警鐘「弱点が随所に発覚」「30%近い三振率が不安材料」
ヤクルトは同日、MLB機構に対して正式にポスティング申請。これにより村上は日本時間12月23日午前7時まで、全30球団と自由に交渉できることになる。
村上に関心を示している球団について、『スポーツ朝鮮』は『MLB.com』の報道を引用してニューヨーク・ヤンキース、ニューヨーク・メッツ、シアトル・マリナーズ、フィラデルフィア・フィリーズ、サンフランシスコ・ジャイアンツ、ボストン・レッドソックスの6球団を挙げたうえで、「成績低下と30%近い三振率が不安材料」と主張した。
同メディアは「村上がメジャー関係者から強い注目を浴びたのは2022年。打率.318、134打点、56本塁打、OPS1.168という圧巻の成績でセ・リーグMVPに輝き、日本人選手としてNPB最多本塁打記録を樹立したシーズンだ」としながら、「翌23年は以降は成績が下降。23年は打率.256、31本塁打、84打点、OPS.875、2024年は打率.244、33本塁打、86打点、OPS.851と数字を落とし、今季は度重なる故障でわずか56試合の出場にとどまった」と説明した。
さらに「特に懸念されているのがコンタクト能力の低下」と綴り、その理由についてもMLB公式の記事を引用。「三振率は22年の20.9%から、23年に28.1%、24年に29.5%、25年は28.6%と3年連続で約30%に大幅に上昇し、スイングミス率も上昇傾向にある。日本でスイング率が高いことは決して良い兆候ではない。NPBの長距離打者はMLBに行くとコンタクト率が大きく落ちる傾向にある」と警鐘を鳴らした。
一方で、同メディアは「一方でパワー自体は高く評価されている」と紹介。「契約総額は1億ドル(約153億円)を超えるとの見方が有力だ。『CBS Sports』は5年1億2500万ドル(約191億円)、『The Athletic』のジム・ボウデン記者は6年1億6000万ドル(約245億円)、『MLB Trade Rumors』は8年1億8000万ドル(約276億円)、と予測。一方、『ESPN』は5年8000万ドル(約123億円)とやや低い評価を下している」と米メディアや識者の予想を伝えた。
“日本のスラッガー”村上は、夢のメジャーの契約を掴むことができるのか。韓国からも熱い視線が注がれている。
構成●THE DIGEST編集部
https://news.yahoo.co.jp/articles/68275d804ca13611c1e3f222ccb075bc7e374532







