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【朗報】日本ファルコムの『イースIV The Dawn of Ys』『英雄伝説』『風の伝説』等が蘇る!
レトロゲームの現行機移植に活動的なエディアは、日本ファルコムが保有するいくつかのゲームタイトルに関する全世界向け商品化のライセンス契約締結を、2025年9月3日に発表しました。
対象となった作品は、『イースI・II』、『イースIII』、『イースIV The Dawn of Ys』、『ドラゴンスレイヤー英雄伝説』、『ドラゴンスレイヤー英雄伝説II』、『風の伝説ザナドゥ』、『風の伝説ザナドゥII』の7作品。
いずれも、1989年~1995年にかけて登場したPCエンジン(CD-ROM2およびSUPER CD-ROM2)版で、各シリーズの黎明期や新展開を飾ったものばかりです。
いわばレジェンド級と称しても過言ではない作品群が、エディアの手で再び現行機に蘇ろうとしています。この動きが、なぜ注目を集めているのでしょうか。
■PC中心から“広く支持される”作品に繋がった『イースI・II』
アクションRPGの名シリーズとして屈指の歴史を誇る『イース』シリーズは、中期までPC向けを中心に展開していました。ファミコン版などもリリースされたものの、PC版のような美麗なグラフィックには残念ながら及びません。
当時のPCは現在ほど一般的ではなく、ユーザーはコアなゲームファンや最新の技術に触れたい人などがほとんど。カジュアル層への普及は、まだ後年の話となります。そのため、コンシューマーのユーザーにとって、PC版の“美しい『イース』”は憧れの的でした。
その憧れが、1989年に登場したPCエンジンCD-ROM2版『イースI・II』のおかげで、突如身近なものとなります。CD-ROMによる大容量化と表現の向上により、家庭用機でも“美しい『イース』”を描くことに成功しました。
PC向けに展開していた『イース』シリーズの1作目と2作目は、時系列的に直接繋がる前後編の関係にあるため、一連の冒険を通して遊べる『イースI・II』は、構成としても理想的な作品でした。







