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【ドジャース】キム・ヘソンはいつ打席に立てるのか、韓国メディアいら立ち…日本人は大活躍、キムは「ただの見物人」
■「打率.093の長距離砲センターを外すわけにもいかず…」
大リーグのロサンゼルス・ドジャースは2025年10月26日、敵地ロジャース・センターでワールドシリーズ(WS)第2戦を行い、ブルージェイズに5-1で快勝した。
ドジャース先発・山本由伸投手(27)が、9回完投勝利。打者32人に対し、105球4安打8奪三振1失点(自責1)の快投で、15日のリーグ優勝決定シリーズのミルウォーキー・ブリュワーズ戦に続き、2試合連続の完投勝利を飾った。
「1番・DH」でスタメン出場した大谷翔平選手(31)は4打数1安打だった。
初戦を落としたチームは、これで1勝1敗のタイとした。
ポストシーズンでは、大谷、山本、佐々木朗希投手(23)ら日本勢の活躍が目立っている。野球人気の高い韓国では連日のようにポストシーズンの結果が報じられているが、韓国出身のキムが、出場機会に恵まれないことから、いら立ちを見せているメディアもある。
キムは、ポストシーズン全シリーズでロースター(出場選手登録枠)入りを果たし、WSでもロースター入りした。一方で、試合に出場したのはフィラデルフィア・フィリーズとの地区シリーズ第4戦のみ。延長11回に代走として起用され、打席に立つ機会はなかった。
このような状況の中、「スポーツ朝鮮」は、「野手13人にキム・ヘソンを入れた理由が確かにあるはずだが、だからといって打率.093の長距離砲センターを外すわけにもいかず…デビュー打席はいつ頃になるのか」とのタイトルで記事を展開した。
「パヘスは1度も先発ラインナップから外れたことがない」
タイトル中にある長距離砲とは、アンディ・パヘス外野手(24)を指している。パヘスは、ポストシーズン打撃不調で、打率は1割を切っている。一方で、レギュラーシーズンでは27本塁打を放っており、1発に期待を持てるスラッガーでもある。
記事では「パヘスはポストシーズンで極度の不振だが、1度も先発ラインナップから外れたことがない。レギュラーシーズンで打率.272、27本塁打を放った強打者を外して、センターにキム・ヘソンを起用することはできない。どうしても外したいなら、(トミー)エドマンをセンターに起用し、(ミゲル)ロハスをセカンドに入れればよい」と解説した。
韓国メディア「マニアタイムズ」(ウェブ版)は、WSでの大谷、山本の活躍に触れ、次のように現状を報じた。
「今回のワールドシリーズは『チーム競技』というより、日本出身の2人のスーパースターの舞台のように感じられる。大谷の打撃と投球、山本の完投は、チームの勝利を牽引するだけでなく、ファンに歴史的な記録と感嘆をもたらしている。韓国人選手キム・ヘソンは、ただの『見物人』だ。今、ワールドシリーズは数字やチーム名よりも、2人の日本人スターの活躍がすべてを物語っている」
WC第3戦は、トロントからロサンゼルスに舞台を移して28日(日本時間)に行われる。キムは、いつ打席に立つことができるのか。韓国メディアが熱い視線を送っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d576711298d2c8acb1445827f8ca35d889e5bb84





