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【関税交渉】訪米を終えた韓国大統領室政策室長「韓米は依然として対立状況…核心争点で立場が平行線」
金室長は24日、金正官(キム・ジョングァン)産業通商部長官とともに関税交渉の後続協議のためワシントンD.C.を訪問し、帰国した仁川(インチョン)国際空港の入国ロビーで記者団の取材に応じ、このように明らかにした。
「慶州(キョンジュ)でのアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議を契機に妥結の可能性はあるか」という質問に対しては、「(APEC開幕前に)追加で対面交渉を行う時間はない」とし「APECが目前に迫っているうえにまだ先は長い」と述べた。その一方で、「交渉というのは土壇場で急展開することもある。最後まで努力する」と強調した。
金室長は、具体的な争点には言及しなかったものの「多くの部分では意見の隔たりが縮まっており、最後に最も重要な一、二の問題で最後まで対立している状況」としながら「これもまた交渉の典型的な形」と説明した。
金長官も「実務協議はどの程度まで終わったのか」という質問に対して「金室長の言う通り、いくつかの争点が残っており、非常に重要な瞬間に来ている」と答えた。
金室長と金長官の今回の訪米で、事実上、ドナルド・トランプ大統領の29日の訪韓以前に行われる韓米当局間の対面協議は終了したものとみられる。
李在明(イ・ジェミョン)大統領は、23日に公開された米CNNのインタビューで、「APEC首脳会議を契機に韓米通商交渉を妥結できるか」との質問に、「調整・修正には相当な時間と努力が必要なようだ」と述べ、交渉が長期化する可能性も示唆した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/ececdec8053601438c7dd21f7f0adf618983efc3






