最先端の電磁式カタパルトがあるのに同時離着陸できない中国最新空母「福建」

NO IMAGE

最先端の電磁式カタパルトがあるのに同時離着陸できない中国最新空母「福建」

1: 昆虫図鑑 ★ 2025/10/14(火) 08:50:02.65 ID:u6E9Ri7M
 今年末にも就役が予想される中国3番目の空母「福建」は、中国の空母としては初めて先端電磁式カタパルト(射出機)を配備しているが、甲板設計の欠陥で艦載機の同時離着陸が事実上不可能との分析が中国内部で示された。同時離着陸が不可能になれば、艦載機の出撃回数が大幅に減り、戦闘能力が低下する。

 福建は9月12日、台湾海峡を通過し海南省に向かう9回目の試験航海を実施し、就役が近いと予想されている。既存空母の「遼寧」「山東」も最後の試験航海から1~2カ月後に就役した。

 中国国営中央テレビ(CCTV)は8月5日に放送した「突撃-強軍を目標に一流に向かって」と題するドキュメンタリーで福建の飛行甲板管制室を公開した。この映像には管制官が斜めの滑走路に着陸した艦載機が1号・2号射出機のそばを通り、反対側の整備区域に移動する過程を説明する場面が出てくる。中国の軍事評論メディア「海事先鋒」は9月15日、その場面に基づき、「艦載機の同時離着陸は排水量8万~10万トン級大型空母が備えるべき最小限の要件だが、福建は大型空母にもかかわらず、事実上艦載機の同時離着陸が不可能だ」と指摘した。

■米国式カタパルトを備えた中国空母

 海事先鋒が示したグラフィックによると、福建の2号射出機は斜めに延びる着陸滑走路の端の部分と重なる。3号射出機の発進経路は着陸滑走路内にある。艦載機が着陸する際、2・3号の離陸射出機は使えないということになる。 1号射出機による発進経路は着陸滑走路とは重ならないが、着陸した艦載機が反対側の整備区域に移動するためには、1号射出機の発進経路を横切らなければならない。海事先鋒は、福建の艦載機であるJ-15(殲-15)は中型戦闘機なので、着陸時の衝撃が大きく、滑走路の端まで行って停止するとし、着陸時には事実上1・2号射出機を使うことができないと指摘した。

 中国の軍備体系の欠陥は、これまで西側の軍事専門メディアが主に報じてきたが、今回は中国メディアによって報じられた。記事が検閲されないことからみて、中国当局もそうした問題を既に熟知しているとみられる。

 中国は2012年にウクライナから輸入して改造した空母遼寧を就役させ、2019年には遼寧の設計を一部変更して独自に建造した山東を実戦配備した。ただ、両空母は旧ソ連の空母をそのままコピーしたもので、艦載機の離着陸方式に致命的な問題があった。両空母は、船首がそれぞれ14度、12度ほど上を向いている。艦載機が短い滑走路で発進しやすいように船首を持ち上げたのだ。

■大型空母が備えるべき最低要件満たさず

 スキージャンプと呼ばれるこの方式の最大の問題点は、艦載機の離陸重量が大幅に低下する点だ。発進時に搭載できる燃料と装備を減らすしかない。重量が大きい早期警戒機などは空母への搭載が不可能だ。

 米軍の空母はその問題を解決するため、高圧の蒸気や電磁気を利用し、艦載機を瞬時に時速250キロ以上に加速するカタパルトを使用する。スリングショット(パチンコ)を撃つように重い機体を空中に打ち上げるのだ。米国はほとんどの空母が蒸気式カタパルトを使うが、最新空母のジェラルド・R・フォードと試験航行中のジョン・F・ケネディは電磁式カタパルトを採用している。蒸気式カタパルトを使う空母レーガンの艦載機最大離陸重量は45トンで、山東の最大離陸重量28トンの2倍に達する。それだけ多くの燃料と装備を搭載することができる。

続きはソースで

https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/10/11/2025101180007.html

*関連スレ
【人民軍】 空母「福建」が電磁式カタパルトによる艦載機射出に成功 [9/25] [仮面ウニダー★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1758749188/
【軍事】中国の最新空母「福建」が東シナ海航行 自衛隊が初確認 [Ikhtiandr★]
https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/news4plus/1757619340/


続きを読む

続きを見る(外部サイト)

ニュースカテゴリの最新記事