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【サッカー】 韓国サッカーは終わった、日本は簡単には崩れない―中共メディア

日本のサッカーは国際試合で、やや低迷した状態が続いている。しかし最近になり韓国チームがブラジルに0-5で大敗し、日本はパラグアイ戦を2-2と引き分けにしたことで、中国では「韓国のサッカーは終わった」「日本のサッカーは簡単には崩れない」との声が出た。中国情報サイトの新浪網などが伝えた。
韓国の男子サッカー代表チームはソウル市内で10日夜に行われたブラジル戦で、0-5という屈辱的な大敗を喫した。全試合を通じて韓国側が放った枠内シュートは1本にとどまった。中国の著名なサッカー評論家である董路氏は試合後に、「韓国サッカーは終わった」と述べた。
一方、同じ日に大阪でパラグアイと対戦した日本代表は、2-2の引き分けで試合を終えた。董氏は日本のサッカーも低落傾向にあるとの
見方を示したが「韓国サッカーの衰退は日本よりも速い。なぜなら日本には多少なりとも体系があり、そう簡単には崩されないからだ」と述べた。ちなみに韓国代表は現在、世界ランキング23位、日本は19位だ。
董氏はさらに、年齢による孫興慜(ソン・フンミン)の衰えが韓国代表の不振の主たる要因との見方を示し「孫は以前、韓国代表を背負っていた。孫とその他の選手の衰えに伴い、今の韓国代表では李剛仁(イ・ガンイン)しか戦える選手がいない。他の選手は(最低限の戦いを)維持しているだけだ」と論評した。なお、孫興慜は1992年7月生まれで、2025年10月時点で33歳、李剛仁は2001年2月生まれで24歳だ。
董氏はまた、韓国と日本の選手を比較して「韓国の多くの選手は欧州でプレーしているが、特徴はあるものの才能はない。
才能(がある選手)とは何か。(日本の)三笘薫や久保建英のような選手のことだ」と述べた。
過去2年間、韓国代表は公式戦で1試合しか敗れておらず、そのことがブラジルとの対戦への自信につながった。
董氏は「(韓国代表の)洪明甫(ホン・ミョンボ)監督はブラジルと真っ向勝負しようとしたが、粉砕されてしまった。韓国サッカーは終わった。完全に終わった」と述べた。
董氏は続けて、「屈辱。0-5。きわめて大きな屈辱だ。孫興慜はもうだめだ。彼はスピードを武器にしていた。技術もあるが、スピードが強みだった。スピードを失えば、基本的に何も残らない。彼はロナウドのような選手ではない。筋肉もヘディングもロナウドには及ばない」と述べた。
董氏は、孫の日常のプレー環境にも言及し、「ずっと米国のリーグでプレーしている。率直に言って、(相手チームが)対抗するテンポはブラジルとは全く比べものにならない」と指摘した。(翻訳・編集/如月隼人)