高市総裁を「極右」と警戒する韓国メディア…それでも国民は意外と冷静なワケ

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高市総裁を「極右」と警戒する韓国メディア…それでも国民は意外と冷静なワケ

1: 昆虫図鑑 ★ 2025/10/12(日) 09:19:10.39 ID:8WutdgCL
 高市早苗氏が自民党総裁選に勝利し、新首相に就任する公算だというニュースは、隣国・韓国でも大きく報じられている。安倍派の政治家として知られる高市氏に対する、韓国での反応をまとめた。(韓国在住ライター 田中美蘭)

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● なぜ韓国左派は高市氏を警戒するのか

 韓国、とりわけ左派を中心に高市氏に対する警戒心が強い最大の理由は、高市氏の背後にある故・安倍晋三氏の存在である。前述の「極右」のほかに、高市氏を「女性版安倍」と表現したメディアもあり、「高市氏は安倍氏の影響を強く受け、その政治思想を踏襲している」という見方がされていることがうかがえる。

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● 安易な「NO JAPAN」再来はないのでは

 かつての文在寅(ムン・ジェイン)政権下で行われた「NO JAPAN」と銘打った反日政策については、韓国でも批判的に、苦々しく思っていた国民も多かった。その後のアニメ人気や日本旅行の流行など、フィーバーともいえる日本ブームが続いていることを考えれば、いくら李氏といえども「NO JAPAN」運動のように日本に強硬な姿勢をとったところで、文氏の時のようにうまくはいかないことは見越しているはずだ。実際、ネット上では、「反日政策などで日韓関係が再び悪化するのでは」という懸念に対し、「再びNO JAPANを行おうものなら、かえって日本旅行のチャンスだと日本に行く人がさらに増えたり、ユニクロのセールにも殺到するかもしれない」などと皮肉めいた意見も見られた。

 また、国民の意識も変化している。最近では特に10代、20代といった若い世代が左派に対する拒絶感を強めているのだ。これは左派が一見、耳触りが良く理想的なことを主張する反面、相反する者に対しては徹底的に攻撃し、それを正当化していることへの反発がある。また、左派を嫌う若者たちの親世代に左派支持者が多く、その政治的思想の偏向性や偏屈さを目の当たりにしてきた背景もある。

● 韓国の反応は比較的冷静

 冒頭で書いたとおり、高市氏は右派政治家であるとは報じられているものの、こうした点を鑑みても、韓国国民は高市氏の首相就任を比較的冷静に受け止めている印象がある。李氏もまた、高市氏を必要以上に警戒したり攻撃したりするのではなく、しばらくは注視に徹するだろう。韓国大統領府は「韓日関係の肯定的な流れを継続するために引き続き協力していく」との声明を発表している。

 高市氏が首相になった後の日韓関係を危惧する声もあるが、高市氏は今のところ韓国では、安倍氏の名を出すことによって認知されており、高市氏本人の政治手腕などについてはまだまだ未知数とされている。

 10月7日、高市氏は靖国神社の秋の例大祭への参拝を見送ることを明らかにした。首相就任前に外交で火種を抱えることを回避したのだろう。このように、日韓双方が、当面は関係性を模索していくものと思われる。

 先述のように、この数年で急速に悪化した物価高による国民生活の逼迫や、外国人の増加による諸問題など、日本国内には早急に対応すべき課題が山積している。加えて、身内である自民党内も不安定な状態であり、高市氏にとって政権運営は厳しいものとなることが予想される。

 それでも、高市氏が首相になった際には、苦境を乗り越えながら政権運営を行い、韓国に対しても安易に妥協することなく、かつ建設的な関係を築いていくことを期待したい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/3065eecc3ad87717cecaa322ea2cf1ac573266cb?page=1


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