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ドジャース日本人トリオに韓国メディア「羨望」、キム・ヘソンは代打でも出場できず…「韓国人ファンはただ羨ましいだけ」
■先発・山本は6回3分の2、4安打9奪三振2失点(自責0)
ワイルドカードシリーズ第2戦が2日、ドジャー・スタジアムで行われ、ドジャースはシンシナティ・レッズに8-4で勝利し、地区シリーズ進出を決めた。
同シリーズ第1戦を制したドジャースは、山本由伸投手(27)が先発マウンドに上がり、大谷翔平選手(31)は「1番・DH」でスタメン出場した。
山本は初回、失策がらみで2失点。2回以降は安定した投球を見せ、1点リードの6回には無死満塁のピンチを招くも、ショートゴロと2つの三振で切り抜けた。この日は、6回3分の2を投げ、4安打9奪三振2失点(自責0)だった。
第1戦で2本の本塁打を放った大谷は、4打数1安打1打点の活躍を見せた。1点リードの6回、1死1、3塁のチャンスでライト前にタイムリーを放ち、チームはこの回、計4点を奪う猛攻で試合を決定付けた。
同シリーズでリリーフに回っている佐々木朗希投手(23)は、9回のマウンドに登場し、160キロ超を連発。先頭スペンサー・スティア内野手(27)、続くギャビン・ラックス内野手(27)を空振り三振に仕留めると、最後の打者をショートライナーに打ち取って締めくくった。
日本人トリオが活躍する一方で、韓国出身のキム・ヘソン内野手(26)は、同シリーズ2試合ともスタメンから外れ、途中出場の機会もなかった。
「キム・ヘソンは代打でも出場できなかった」
日本人トリオが躍動する姿に、「スポーツ朝鮮」は「日本人トリオがドジャースを救った…代打でも出場できなかったキム・ヘソン、韓国人ファンはただ羨ましいだけ」とのタイトルで記事を展開した。
記事では「ドジャースがなぜ日本最高の選手3人を獲得したのか、その理由を証明した試合だった。大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希が主役だ」とし、キムの現状と比較しながら、次のように続けた。
「キム・ヘソンの活躍を期待していた国内ファンは、日本人トリオの活躍をただ羨ましく見守るしかなかった。キム・ヘソンは2試合ともベンチから動かず、代走の機会も得られなかった。これまでの起用状況を見ると、地区シリーズまで生き残れるか確約するのは難しい状況だ。チームが西地区優勝を確定した時のように、キム・ヘソンが、日本人トリオと共に満面の笑みを浮かべてポストシーズンの勝利の喜びを満喫する瞬間が訪れるだろうか」
大リーグ1年目のキムは、7月中旬に左肩を痛め、7月30日に負傷者リスト入りした。9月2日に大リーグに復帰したが、復帰後は出場機会が激減。ワイルドカードシリーズのロースター(出場選手登録枠)入りが微妙だったが、滑り込みで登録枠を勝ち取った。
韓国出身大リーガー野手で、ポストシーズンに出場しているのはキムだけで、国内での期待は大きい。チームは5日に開幕する地区シリーズで、ナ・リーグ東地区1位フィラデルフィア・フィリーズと対戦する。
https://news.yahoo.co.jp/articles/08d51195f626c7638d17e30eac28e7dec9eac55b