【社会】ポイ捨てが目立つ大阪！喫煙所増設の影響とは？

(前略)
■ポイ捨ても多い大阪の街
厳格な喫煙対策に対し、大阪の街中ではたばこのポイ捨てが多くなっています。

日本の主な都市部でタバコの吸い殻が捨てられていた数を比較した調査で、大阪・なんばが飛びぬけて多いという結果が出ました。

喫煙者からは、市内に喫煙場所が少ないという指摘が出ています。

大阪府内では、今年1月、大阪市内の全域で路上喫煙が禁止されました。

そして4月には大阪府が、35平方メートルを超える飲食店では全面禁煙もしくは喫煙室の設置を条例で義務付けました。

府内の飲食店は、喫煙者の常連客が離れてしまうリスクや、喫煙室の設置にコストがかかるという問題に直面しました。

喫煙室の設置に向けて府から補助金が出るものの事業者負担はあり、負担に反して売り上げが下がる可能性もあるため、事業者にとって課題となっています。