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今どき「AT限定免許」を認めない人は時代遅れ?――でも現実はそんな単純じゃないワケ こうした状況で、日本だけがAT限定免許を強調することは、国際的な潮流とはやや異なる印象を与える。とはいえ、国内の安全性や効率性を考慮すると、AT限定免許は合理的な制… (出典:Merkmal) |
免許を取得した場合)と、自動二輪車免許に設定されている運転免許証における限定条件の1つで、オートマチック車(自動変速車、以下AT)に限り運転できる免許のことである。通称「オートマ限定」「AT限定」「オートマ免許」「AT免許」。この項では以下AT限定免許と表記する。 日本国内の自動車教習所では、AT…
20キロバイト (3,032 語) – 2025年7月12日 (土) 23:33
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1 ひぃぃ ★ :2025/09/20(土) 21:31:41.25 ID:I3RsLrnY9
いまだに「免許はMTで取るべき」と考える人はいる。昔の自動車社会では理解できる部分もあるが、現代の状況を踏まえると、もはや「AT限定は甘え」といった議論は成り立たない。むしろ、時代に合わせた免許選択の柔軟性が求められる。
事実として、日本国内の新車販売の約99%はAT車であり、軽自動車から高級車まで大半が自動変速機搭載である。MT車はスポーツカーや一部商用車に限られ、1980年代には約5割あった比率も、2000年代以降は急速に減少した。もはやMT前提の交通社会は存在しない。
ソニー損害保険の2025年1月調査では、2004(平成16)年4月2日~2005年4月1日生まれの1000人に、普通自動車運転免許を持っているかを聞いたところ、「普通自動車免許(オートマ限定)」は40.6%、「普通自動車免許(マニュアル)」は12.9%だった。
性別で見ると、女性ではオートマ限定免許の保有率が46.4%と男性(34.8%)より高く、男性ではマニュアル免許の保有率が18.0%と女性(7.8%)より高い。こうした現状を前に、「免許はMTで取るべき」という考え方は、まるで
「レコードを使えなければ音楽を語れない」
といった比喩のようなのかもしれない。
■AT移行が問う人材戦略
次に、労働市場への影響について考える。
物流業界や介護施設などでは、送迎や配送のために運転免許が求められることが多い。ただし、「MT車を運転できる人材」に限定すると、応募者の数はどうしても減ってしまう。
実際、物流業界では人手不足や効率化の観点から、AT車への移行が進んでいる。AT車は操作が簡単で、運転者の負担を軽くできるうえ、採用の幅も広がる。また、運転技術の習得が比較的容易なため、教育コストの面でもメリットがある。
こうした背景を踏まえると、いまだに「新人はMTで取るべき」と考える組織は、人材獲得の競争において自ら不利な条件を課していることになる。
教習コストや時間の面でも、AT限定免許の方が効率的である。MTコースより数万円安く、技能教習も数時限少なく済むため、若年層にとっては大きな差となる。都市部でほとんど車を運転しない生活者が
「念のため」
にMT免許を取る合理性は低く、不要な時間や費用をかけることは、社会全体の損失にもつながる。
■MT技能の存在意義の変化
電気自動車(EV)やハイブリッド車の普及により、MT車の設計は徐々に減少している。電動パワートレインではクラッチ操作が不要で、シフトレバーのないモデルも増えている。ガソリン車の比率が下がれば、MTの役割もより限定的になり、将来的にはクラッチ操作ができることは
「懐かしさの象徴」
になりそうだ。一方で、MT支持派がよく挙げる
「MTの方が運転に集中できる」
「ATは事故を増やす」
といった主張は、警察庁の統計から見ると裏付けは弱い。高齢者の事故で多いのはアクセルとブレーキの踏み間違いで、MT・ATに関わらず起こり得る。さらに、衝突被害軽減ブレーキ(AEB)や踏み間違い防止装置など、安全技術の普及により、「MTの方が安全」という議論は前提を保てなくなりつつある。
■AT普及と制度調整
世界的にAT化は進んでいる。米国では1960年代からAT車が多く、州によってはAT限定免許の区分がない場合もある。欧州では長くMT比率が高かったが、EVシフトの進展に伴い、AT車の普及が徐々に拡大している。ただし国や地域によって差はあり、ドイツやフランスでは依然としてMT車の需要が残る。
こうした状況で、日本だけがAT限定免許を強調することは、国際的な潮流とはやや異なる印象を与える。とはいえ、国内の安全性や効率性を考慮すると、AT限定免許は合理的な制度であり、他国との単純比較で
「ガラパゴス」
と断じることは適切ではない。
MTが完全に不要になるわけではなく、産業用車両や一部地域輸送ではMT車が残る可能性もある。その場合は必要な人材に限定して「限定解除」を行えば十分であり、全員に義務化する必要はない。免許制度や教習の簡素化、企業の車両更新に合わせたAT化など、現実的な対応が求められる。
■AT時代の運転選択
「免許はMTで取るべき」
「MT免許でなければ一人前」
「AT限定免許は甘え」
といういい回しは、過去の自動車社会に基づく価値観の名残といえる。現実の…
(以下略、続きはソースでご確認下さい)
2025.09.17 13:33更新 merkmal
https://carview.yahoo.co.jp/news/detail/9ad7d2d2a9bc214b95667f7df04ccd7a810b715d/
★1:2025/09/17(水) 18:18:18.64
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1758281440/