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中国・新疆ウイグル自治区訪問後に3カ月投稿なし 登録者130万人の旅系YouTuberが無事を報告も心配の声はやまず
バッパー翔太とは
「Bappa Shota」(バッパー翔太)とは、“悔いのない人生に”をテーマに掲げ、世界中を旅するYouTuberです。19歳のときに日本を離れた彼は、バックパッカーとして世界中を旅行。そのもようをYouTuberに投稿しています。
観光客としての目線と、現地住民への取材を通した目線で両方を紹介することで、動画は地域の実態を紹介するドキュメンタリーとしても支持を受けています。「南米のヤ◯物に漬かってしまった街の実態が恐ろしすぎた」「社会主義国キューバの売◯婦と彼氏の生活に密着してみた」「イスラム原理主義タリバンと48時間生活してみた」など、他ではなかなか見られない攻めた動画も多く投稿されています。
新疆ウイグル自治区を訪問した翔太
そんなバッパー翔太は今年6月28日、中国の新疆ウイグル自治区を訪問する動画を公開しました。同自治区は、ウイグル族など少数民族に対して中国政府が人権弾圧や強制労働をおこなっているとされている地域です。
動画で翔太は、ウルムチとカシュガルを訪問。西側メディアが民族浄化施設と指摘している「職業訓練センター」の前に足を運んだり、現地住民の家を訪ねるなどしていました。
翔太は監視社会の実態を取り上げながら、両都市の住民の受け止め方の違いに驚きを見せると、メディアが伝えるのは一面にすぎないとコメント。自身の体験も一面的である可能性があるとしつつ、最後には「現地に足を運んでも見えてこない新疆ウイグル自治区の実態、これからウイグルはどうなっていくのか」と語っていました。
それまで毎月1~数本程度は動画を投稿していた翔太ですが、この動画以降、投稿は3カ月近くにわたってストップしています。最後の訪問地がいわくつきの場所だったこともあってか、8月頃からコメント欄では
ものすごく心配しています どうかご無事でいてください。
明らかに何かおかしい。翔太さんが無事なのかどうかだけでも知りたいです。いままでも危険な国に行って動画をアップしてたけどいままで無事だったのにこんなことはじめて、中国やばすぎ闇深い
といった不安の声が寄せられるようになりました。
不安を抱かせるようなエピソードが語られていた
ウイグル自治区訪問動画でも、不安を抱かせるようなエピソードが語られていました。
翔太は、ウイグル自治区に向かう飛行機に乗っているとき、胸にカメラを付けた男性2人が同乗していたと話しており、「ずっと監視されてるって感じでした。今まで15年間、いろんなところを旅してきたんですけど、そんなん初めて」とコメント。街なかを撮影をしながら歩いているときも「尾行されてるような気がしてしゃーない」だと語っていました。
政治的に注意を要する国を訪問する際には、出国してから動画を投稿している翔太ですが、今回は、「友達の友達」に写真を撮られ、中国のSNSに「ジャパニーズYouTuberがやってきた!」と投稿されてしまったそう。出国するまでSNSに投稿しないで、と伝えたそうですが、友達の友達は英語がわからず伝わらなかったようです。
すると、投稿の翌日、友達の友達あてに政府関係者から電話があり、翔太について根掘り葉掘り聞かれたのだとか。翔太は「怖くないですか?」と「今回僕がウイグルに来ていることも情報ダダ漏れなんでしょうね」と語っていました。
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https://yutura.net/news/archives/141891