前阪神　鈴木翔太が引退を表明「正直寂しい」１３年度ドラ１で中日入り　今後は未定

　中日や阪神でプレーした鈴木翔太投手が８日、自身のインスタグラムで現役を引退することを表明した。

　「今年で現役引退することを決断しました」と書き出し、「少し前から決めていたんですが、正直野球をやめる事に対して寂しい気持ちもあり報告が少し遅れました」と打ち明けた。

　１３年度ドラフト１位で中日に入団した右腕。中日を戦力外となった後、阪神に加入したが、プロ通算２４登板で５勝に終わった。

　「プロ野球では８年間。なかなか１軍のマウンドで投げることができず、応援してくれるファンの皆さんの期待に応えることができなくて申し訳ないです」

　１７年には５勝を挙げたが、けがもあり、白星はこのシーズンだけに終わった。「プロに入ってからたくさんの壁にぶつかり、心が折れる時が沢山ありました。けど、浜松で勝つことができたり、一軍で少しだけ勝つことの喜びを味わえたのは一生の思い出です」とした。

　今後は未定という。ファンや関係者に感謝の言葉を並べ、「自分なりに考えてこれからの第二の人生を全力で突き進んでいきたいと思います！」と語った。