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【米国で韓国人316名逮捕問題】 バ韓国「米国のクレームのせいだ」「解釈の違いだ」
無事到着しました。
空港では多くの家族・関係者が、拘束・解放された人を出迎えました。
大統領室の姜勲植(カン・フンシク)秘書室長は、空港で記者ブリーフィングを開き、記者からの質問に答えました。
この中で面白いことを言っています。
以下に『朝鮮日報』の記事からQ&Aの部分を引きます。ちょっと長いので、面倒くさい方は強調文字の部分だけでもご注目ください。
ー中略ー
質問:対米投資企業の反応はどうか?
回答:
朴第1次官「対米投資企業20余りと懇談会を持ち、先制的な措置を取って入国した方々が大半だ。
今すぐ問題となる部分は解決し、以後ビザや両国協議は外交部ワーキンググループで追加的に議論して処理する」
質問:既存のB1ビザで現地にいる人々は安全なのか?
回答:
姜秘書室長「わが国のB1ビザは設備や施設の初期工程の場合、派遣が可能とされており、ESTAビザもこれに準ずるものと解釈する。
これまでは問題がなかったが、今回米国当局がクレームをつけて問題が発生した。
根本的な体系改編には時間がかかるので、当面は合衆国の現状に合わせて動く必要がある。
長期的にはワーキンググループを通じて不信をなくしてこそ、対米企業も安全に投資できると考える」
朴第1次官「現在作業をしている方々もいるはずだ。確実にするために解釈の問題を米韓双方でよく協議するつもりだ」
⇒参照・引用元:『朝鮮日報』
カン・フンシク秘書室長は「韓国と米国のビザ解釈の違い…問題を解決するためのワーキンググループを立ち上げます。」
https://www.chosun.com/economy/2025/09/12/LT6OMCGSSRGU3NLNUOVTAPLFYY/
大統領室の姜勲植(カン・フンシク)秘書室長は、今回の大量逮捕者が出たのは「合衆国がクレームをつけたから」と言っています。
また、朴潤柱(パク・ユンジュ)外交部1次官は「解釈の問題」と述べました。
つまり韓国政府は「オレたちは悪くない」という認識なのです。
これは「クレームをつけた」では済まない問題です。
「B1ビザ」は「短期商用(Business Visitor)」で、会議出席・契約交渉・展示会参加などが典型的な用途です。
実際の「労働」や「現場での作業」は原則できません。
USCIS(合衆国移民局)や国務省のガイドラインも明確で「工場ラインに入って作業する」「機械の運転を行う」といった活動はB1では
違法に該当しうるのです。
合衆国が突然「気まぐれでクレームを入れた」のではなく、制度上そもそもB1はグレー(本来は不可)だった。
トランプ政権下での移民法執行強化・不法就労取り締まり強化の流れの中で、今回の現場が摘発対象になったと見るのが妥当です。
したがって、「今まで問題なかった ⇒ 今回たまたまクレーム」ではなく、「これまで黙認されていたグレー運用が一気に摘発に転じた」
と認識すべきです。
いや、お前らの“自分たちに都合のいい解釈”ではなく、現地の法律を守れよ!――という話ではないのでしょうか。
(吉田ハンチング@dcp)
2025.09.13
https://money1.jp/archives/154996