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【米国】コリアンの違法就労に現地建設業界「起こるべくして起きた」
한인 건설업계 “불법 고용, 터질 게 터졌다”
韓人 建設業界 “不法 雇用, 弾ける のが 弾けた”
https://www.koreadaily.com/article/20250905154729451
移民当局がジョージア州の現代自動車・LGエナジーソリューションのバッテリー合弁工場建設現場で最大規模の集中取り締まりを実施したことにおいて、現地業界は不法雇用問題と関連、「起こるべくして起きた」という反応だ。
ジョージア州に進出した相当数の韓国企業は今後も新規工場建設と生産設備増設工事を進行しなければならないが、『効率経営』と『合法雇用』の間でギリギリの綱引きをどのように続けていけるのか、注目されている。
5日、建設業界関係者たちの言葉を総合すれば、現代車グループは来る8日までにメタプラント内部の付属建物(展示館)とLGエンソル合弁のバッテリー工場建設を縮小したり、暫定中断した。A建設会社代表は「LGエンソルの押収捜索の結果が出て初めて、危険の負担を減らして、工事を始めることができるだろう」としながらも「取り締まりの恐れに勤務を拒否する不法滞在者たちを外して人員を補おうとすれば、工事が再開されてもスピードは著しく遅くなるしかない」と伝えた。メタプラントは今回の取り締まり対象では無かったが、万が一あるかもしれない追加取り締まりを念頭に置いて、急遽工事を縮小した。
工事総括を担当する現代エンジニアリングによれば、LGエンソルのバッテリー工場は来月完工を目標に、既に試作品の生産を始めた状態だ。関係者は「配管、電気のような基礎作業はだいぶ前に完了した」として「工事現場人員の大部分は大量生産ライン稼動を控えて、韓国から観光ビザ(B1・B2)を発給されて、最終点検のためにセッティングされた生産設備を調べにきた技術者たち」と伝えた。従業員たちが大挙逮捕された今、下請け業者の核心人員の短期再派遣が不透明になったことで、工場は年内稼動を断言するのが難しい状態だ。
完工を控えた近隣のジョージア州工場も非常事態だ。バートウ郡の現代車グループ・SK ONバッテリーセル合弁工場(JV)は来月完工を控えており、カータースビルのハンファQセルズ第2工場も年内完工予定だ。L建設会社代表は「ジョージア州だけでなくテネシー州、テキサス州でも韓国企業のプロジェクトが多くなり、他州はもちろん韓国からも建設業者が集まってきた」として「仕事が増えるとオーバーステイ(ビザ期限超過滞在)もそれだけ多くなった」と伝えた。彼は「ビザ問題は刑事犯罪でもなく、引っかかれば飛行機に乗って帰国すれば良いという安易な認識が広がり、起こるべくして起きたことだ」とした。
また、最近LGエンソルの工事現場で2ヶ月間隔で相次いで作業員が死亡したことも、劣悪な労働環境と関連して当局の注目を集めたという分析だ。彼は「同じ現場で人が2人も死ねば、ニューヨークでは法律が変わる。雇用環境に対する批判的な問題意識が皆無だった」と指摘した。
兆候はアチコチにあった。韓国人がアトランタ・ハーツフィールド・ジャクソン国際空港を通じて米国に入国しようとして、強制追放される事例が昨年末から報告されていた。不法派遣労働が増えて、空港出入国当局は『韓国人・サバンナ・ESTA』という3つの繋がりが明らかになれば、まずブレーキを掛けた。
テキサス州のジャクソン・ウォーカー・ローファーム所属のシン・サンミン企業移民専門弁護士は「韓国企業と会った初日から、我々はビザに対する長い説教をすることになる」として「関連業界の人々に会って業務の会議をすることは問題にならないが、技術的なエンジニアリングの仕事を始めた瞬間、不法になるということを念頭に置かなければならない」と強調した。生産設備の稼動は厳然と観光ビザの資格を超えるということだ。それにも関わらず、90日間のビザ無し(ESTA)人員を韓国から随時供給して初めて工事が円滑に回る現場の特性上、これを無視したことが大きな災いを招いた。
アジアン正義振興協会(AAAJ)アトランタ支部のジェームズ・ウ対外協力部長は「韓人社会は移民取り締まりをヒスパニック系など他人種や凶悪犯罪者に限定しているという認識が少なくなかった」として「雇用主たちも移民取り締まりに対する適切な事前措置が不足だった」と伝えた。