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鉄道に対する熱意は理解できますが、その行動が他人にどのような影響を与えるか考えることが大切です。今回のように、他人の財産を守ることと撮影を両立させるためには、撮影マナーが欠かせません。今後は、このような事態が二度と起こらないよう、ファン全体で意識を高めていくことが求められています。
1 香味焙煎 ★ :2025/09/06(土) 07:33:56.01 ID:hoQZrVxh9
しなの鉄道(長野県上田市)は、同社が運行するさまざまな色やラッピングの車両「115系」の運行予定表の発表を、9月分から取りやめる。車両撮影が好きな「撮り鉄」と呼ばれるファンから人気を集めてきたが、公道にはみ出て撮影するなどして交通の妨げになっている―などの報告が同社に相次いでいたという。同社が呼びかけても撮影マナーが向上しないことから、発表をやめることになった。
懐かしの車体カラーやラッピング列車
同社が運行する115系車両には、緑とオレンジの「湘南色」やクリーム色と青色の「横須賀色」に加え、随時運行するラッピング列車がある。多くの人に親しんでもらおうと、同社は運行日時や行路などを記した情報を「『懐かしの車体カラー・ラッピング列車』車両運用行路」として毎月、同社ホームページで公開してきた。
撮影マナーや法令厳守の呼びかけ
同時に、線路や踏切内での撮影はしない、沿線での撮影の際には田畑や宅地内などの私有地に不法に立ち入らない―など、撮影マナーや法令厳守のお願いも掲載。「沿線の皆さまにご迷惑がかかる状況となった場合には掲出を取りやめることを申し添えます」とも記してきた。
撮影者が無断で住宅の敷地内に侵入
だが、8月上旬には長野県上水内郡信濃町の北しなの線沿線で、撮影者が無断で住宅の敷地内に侵入し、庭先の木を切る事案が発生。同社によると、同10日に信濃町の住人から、同社に連絡があったという。
同社は「8月の事案を受けて社内で協議し、大変残念ながら掲載を終了することにした」としている。
9/6(土) 6:30配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/211bbeab68f0f79d77dbcac2d4927f2d0e9870c1