あわせて読みたい
25年以上言われ続けている「若者の海外離れ」問題-若者の「海外旅行離れ」に関する私論的考察 – nli-research.co.jp 25年以上言われ続けている「若者の海外離れ」問題-若者の「海外旅行離れ」に関する私論的考察 nli-research.co.jp (出典:nli-research.co.jp) |
1 ぐれ ★ :2025/08/24(日) 17:48:06.27 ID:eBCgzA8s9
withnews
若年層ほど「移動時間は無駄」
自分の行動は成長に結びつかないといけない?
「海外に行きたくても行けない」若者高い傾向
「移動時間は無駄だと思う」という考え方に、20代の67%と30代の56%が同意している――。旅行を含めた「移動」についての意識を尋ねる調査を実施した研究者がいます。その結果などをもとに5月、『移動と階級』(講談社現代新書)を著した社会学者の伊藤将人さんに、若い世代の「移動」の価値観について聞きました。
若年層ほど「移動時間は無駄」
国際大学グローバル・コミュニケーション・センター研究員の伊藤将人さんは、地方移住政策が専門です。
2024年、全国のおよそ3000人を対象に、通勤や通学、転居、旅行など幅広く「移動」に関する意識調査を実施しました。
その調査の中でも若い世代の傾向を尋ねると、「若年層ほど移動時間は無駄だと思っています。移動時間に生産的な活動をしたいと思ってるということもわかりました」と指摘します。
「最近は、旅行や移動に限らず、能力主義に関する話題や本も目にします。『成長至上主義』『目的至上主義』みたいなものが、移動にもあるのだという印象です」
自分の行動は成長に結びつかないといけない?
調査では「『移動時間は無駄だと思う』という考え方に同意するか」と尋ねました。
20代は「同意」「どちらかというと同意」をあわせて67.1%、30代は56.2%でしたが、中高年では減って60代は44.6%、70代だと31.2%でした。
この設問の回答には「判断できない」という選択肢もありましたが、伊藤さんは「年配の人は『判断できない』を選択している人が多かったです。一方で、若年層ほどズバッと答えていて、その点も、興味深い傾向でした」と話します。
さらに、「『移動時間には生産的な活動をしたい』という考え方に同意するか」を聞くと、20代は「同意」「どちらかというと同意」が69.3%、30代が66.9%でした。60代は50.3%で、70代だとさらに低く40%でした。
「若者は、できる限り自分の行動や実践が、自分の成長に結びついていなければならないんじゃないかという感覚を持っている。もしくは、逆に自分の成長に貢献しないようなことなら、やらない方がいいんじゃないかと思う感覚があるのではないでしょうか」
続きは↓
若者の6割が「移動時間は無駄」 旅の意識に現れる〝成長至上主義〟 https://share.google/7apAUzkTlYgWUTnfA