タリバン　アフガン人女性の強制結婚を禁止

タリバンの最高指導者のマウラウィ・ハイバトラ・アクンザダ師は、アフガニスタンにおいて女性は私有財産ではなく、強制的に結婚させることはできないとする政令を発した。
アクンザダ師は団体組織、神学者、長老たちに対して女性の権利擁護のための「真剣な対策」を講じるよう命じた。アクンザダ師の出した政令には、結婚には女性の同意が必要であり、何人も結婚を強制してはならないことが明記されている。

ロイター通信が入手した政令には、「女性は私有財産ではなく、高貴で自由な人間である。平和合意の締結や敵対関係の解消と引き換えに女性を引き渡すことは誰にもできない」と書かれている。

また政令には、寡婦は夫の死後、4か月間は相手が親戚であろうと強制的に婚姻を結ばせてはならないと明記された。

ロイター　2021年12月3日, 23:57
https://jp.sputniknews.com/20211203/9668269.html