関税交渉で韓国交渉団と面会したトランプ大統領の第一声「金正恩は元気か」

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関税交渉で韓国交渉団と面会したトランプ大統領の第一声「金正恩は元気か」

1: ばーど ★ 2025/08/07(木) 11:26:37.51 ID:h/c5trKn
先月末に韓国と米国が関税交渉で妥結する直前、韓国の交渉団と面会した米国のトランプ大統領が最初に投げかけた質問は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記の近況だったという。韓国の外交筋が6日に明らかにした。金正恩総書記の妹の金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長が談話で「北朝鮮を核保有国として認めるなら、米国と対話の余地がある」と表明した直後のことだ。

 トランプ大統領は7月30日(現地時間)、ホワイトハウスのキャビネット・ルーム(閣議室)で韓国の具潤哲(ク・ユンチョル)経済副首相兼企画財政部(省に相当、以下同じ)長官、金正官(キム・ジョングァン)産業通商部長官、呂翰九(ヨ・ハング)通商交渉本部長ら韓国政府の交渉団と面会した。韓国の交渉団はトランプ大統領から事前に話し合われなかった要求が出ないか緊張状態だったが、トランプ大統領は「金正恩は元気か」と意外な質問を投げかけた。

 企画財政部と産業通商部の担当者らで構成された韓国の交渉団は想定外の「金正恩総書記の動向」に関する質問に少し当惑したという。韓国与党・共に民主党のある関係者は「トランプ大統領は今も金正恩総書記に大きな関心を抱いているということだ」とコメントした。

 北朝鮮が直ちに米朝首脳会談に応じる可能性は低いとみられるが、対話再開の可能性は今も排除していない。金与正副部長は7月29日の対米談話で「わが国の国家首班と米国の現大統領の個人的関係が悪くない事実を否定したくはない」との考えを示した。しかし対話の「前提条件」は北朝鮮に対する米国の「不可逆的な核保有国の地位認定」とも明言した。「非核化」ではなく「軍縮」交渉であれば対話に応じることも可能という意味だ。これに対してホワイトハウスの関係者は「北朝鮮の完全な非核化を実現させるため、(トランプ)大統領は金正恩総書記と対話する可能性は今もある」と述べた。トランプ大統領が韓国の交渉団に金正恩総書記の安否を問うたのはその後のことだ。

 第1次トランプ政権当時、金正恩総書記と3回会談し複数回親書を交換したトランプ大統領だが、第2次政権発足後も対話の意向を複数回表明してきた。就任直後には「金正恩総書記が戻ることを期待している」と述べ、北朝鮮を「ニュークリア・パワー」と呼んだ。今年6月末には金正恩総書記宛てのトランプ大統領からの親書を北朝鮮が受け取り拒否したと報じられたが、その時もトランプ大統領は記者団に「金正恩総書記とは良い関係を維持してきたし、本当に上手くやって来た」と述べた。

キム・ミンソ記者

朝鮮日報 2025/08/07 11:15
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/08/07/2025080780023.html


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