【Money1】 チャイナ「北京大水害」紫禁城も水没。11.3万人が被災

【Money1】 チャイナ「北京大水害」紫禁城も水没。11.3万人が被災

【Money1】 チャイナ「北京大水害」紫禁城も水没。11.3万人が被災

1: 仮面ウニダー ★ 2025/08/02(土) 06:51:29.94 ID:G2vV5xNS
中国の首都・北京市が豪雨に襲われ、あちこちが水没する事態となりました。
北京市密雲区では17の鎮、162の村が被災。全区で約11万3,000人が被災し、そのうち37人が死亡した――となっています。
この密雲区では降雨量が366mmに達しました(後述)。

no title

まず以下は2025年07月29日に出された警戒情報です。
ー中略ー

すべての観光地が閉鎖となっていますが、北京のランドマークである紫禁城も水没しました。
no title

大雨・水害に見舞われる中、観光客がいるのもスゴイですが、水浸しになった紫禁城をじゃぶじゃぶ歩いていらっしゃいます。
no title

・紫禁城は明・清時代にも水没しており……
よく「紫禁城は600年に渡って水没するようなことはなかった。それほど排水対策がしっかりしているのだ」――といったことが
いわれますが、それは間違っています。

明・清時代の記録にも「大雨で紫禁城が水に沈んだ」事例が複数存在するのです。

ただし、紫禁城が水没しにくいことは本当です。というのは、周囲の地面より約2メートル高く設計されており、この高低差によって、
基本的に水害を免れる設計となっています。

この紫禁城を水没させまいとする明代の工夫の話はとても面白いのですが、長くなるので省略します。
簡単にいえば、筒子河、内金水河、外金水河を含む広範な排水ネットワークが構築されたのです。

ところが、清の時代(特に乾隆帝の時代)になって、排水ネットワークを構築していた水路の多くが埋められたか遮断されました。
宮廷を拡張するためです。

そのため清代になってから、明代より多くの冠水が発生するようになります。これが現在につながっています。

かつての排水ネットワークがさらに埋められ、遮断され、ゴミが水の速やかな排出を妨げられるようになりました。

つまり、現代の紫禁城はかつてあった排水ネットワークを欠いているがゆえに、昔より水没に弱体化しているというわけです。
no title

・被害者がそんな少ないか?
――紫禁城は、中国のランドマークですから、水没したとなると注目を浴びます。

しかし、07月末に北京を襲った洪水はいわば「人災」の面が大きいのです。
ー中略ー

なぜ洪水被害を「人災」といえるかというと、集中豪雨の上にダムの放水が被害を拡大した――と見られるからです。一部メディアでは
「少なくとも11のダムから放水された(事前通告なし)」という情報が出ています。
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上掲のように『新華社』の報道によれば、今回の水害の被害は――、

截至7月31日12时,全市因灾死亡44人,失踪失联9人。其中,密云太师屯镇养老照料中心死亡31人,
失踪失联人员中有4名是一线抢险救援的村党支部书记。

7月31日12時現在、市全域での災害による死亡者は44人、行方不明・連絡が取れない者は9人に達した。
そのうち、密雲区太師屯鎮の高齢者介護施設においては31人が死亡した。
行方不明・連絡が取れない者の中には、最前線で救援活動を行っていた村の共産党委員会の書記が4人含まれている。
――となっています。『新華社』の報道なので、これが公式発表です。

当然、「そんなもので済むか!」という疑念の声が上がっています。

(吉田ハンチング@dcp)
2025.08.02
https://money1.jp/archives/152686

引用元:https://awabi.2ch.sc/test/read.cgi/news4plus/1754085089/


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