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【自民】青山繁晴議員、石破首相の戦後80年談話に警戒「安倍さんの談話が定着していくことが許せないのだと思う」
首相は8月末までに進退について最終判断する方針だ。動画で青山氏は首相について「どうあがいても辞めざるを得ない」と語った一方、8月15日の終戦記念日の翌日または8月末まで続投したい考えがあるとの見方を示した。
理由の1つめとして青山氏は「かつて安倍晋三元首相が電話で首相を『器』も含め酷評していた。『意外と権力が好きなんだよ』と。権力の見えざる味というのがあると思う」と語った。
■「首相は安倍談話定着許せない」
理由の2つめに「8月15日」を挙げ、「首相が辞めたくない、今だけはしのぎたい理由というのはこれだと思う。談話を出したいということだ」と述べた。青山氏が代表を務める自民の保守系グループ「日本の尊厳と国益を護る会」は80年談話を発出しないよう首相官邸側に申し入れており、回答はない。青山氏は「首相自身がどう考えているのか、なかなか伝わらない。こちらに伝わらないようにすごくガードされている。(情報を)せき止めているのは分かった。談話を出したいという意思は感じる。積み上げた実際の感触から言っている」と説明した。
青山氏は安倍氏が首相について「ネチネチいつまでも小さいことを言ってくる」と話していたことを紹介し、「ここから先は推測だ」としたうえで、「安倍さんの談話が歴史的に定着していくということは、たぶん許せないのだと思う」と述べた。「首相がどうせ辞めなければいけないというのは、本人も分からないはずはない。80年の機会は他の人に巡ってこない。それが(当面続投の)大きな理由になっていて、これはリスクだ。妙なものを出して、『潔く身を処することに決しました』と言うだろう。全然潔くない」と危機感を示した。
7/26(土) 9:21 産経新聞
https://news.yahoo.co.jp/articles/7585b9600cc012a563faed9d31fcd11401d71cb8