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【MLB】「韓国のイチロー」イ・ジョンフ、打撃不振で「存在感ゼロ」…地元メディア酷評「打率、OPS下落で危うい状況」
■4月中旬には打率3割4分を超えも…
イは、23日(日本時間)に敵地トゥルイスト・パークで行われたアトランタ・ブレーブス戦に「1番・センター」でスタメン出場し、4打数無安打に終わった。
6連敗中のチームは、10安打を放ち9-0で大勝して連敗脱出に成功した。
連日、イのプレーを速報している「スターニュース」は、チームの勝利に貢献できなかったイを酷評。「サンフランシスコが連敗脱出、イ・ジョンフ4打数無安打で存在感ゼロ」とのタイトルで記事を展開した。
記事では、「サンフランシスコ・ジャイアンツが、久々に長打と単打を合わせて10安打を放ち、6連敗を脱出した。しかし、その喜びの瞬間、イ・ジョンフの存在感は、ほぼゼロに近かった。イ・ジョンフのシーズン打率は.249から.246に低下し、OPS(出塁率と長打率を合わせた数字)も0.705まで下落し、0.7を維持するのも危うい状況となった」と指摘した。
大リーグ2年目のイは今シーズン、開幕から打撃が好調だった。4月中旬には打率3割4分を超え、一時は打率でリーグトップ5に名を連ねた。その後も3割台を維持していたが、5月に入ってから3割を切った。
父は元中日ドラゴンズのイ・ジョンボム
6月に入っても調子が上がらず、6月の月間打率は.143。7月に入り、一時調子が上がりかけたが、再び下降線を描き、直近5試合の打率は.190にまで落ち込んだ。
イは元中日ドラゴンズのイ・ジョンボム氏(54)を父に持つサラブレッドで、その打撃センスから「韓国のイチロー」との異名をとる。
韓国プロ野球(KBO)時代は、2度の首位打者に輝き、21年シーズンは驚異の打率.360を記録。抜群のバットコントロールを誇り、7年通算1181安打をマークし、22年シーズンは、最多安打と打点王のタイトルを獲得した。
23年オフにポスティングシステムを利用してジャイアンツに移籍するも、24年シーズン序盤の5月に左肩を負傷し、そのままシーズンを棒に振った。24年は37試合の出場にとどまり、今シーズンが事実上の「大リーグ1年目」となる。
今シーズンからロサンゼルス・ドジャースでプレーするキム・ヘソン内野手(26)とは、KBO時代のチームメイトであり、両選手のプレーは韓国国内で注目を浴びている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/743cbcc7550ccc74f661b59acb78aa64f5f05b4e