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韓国メディアの「反日報道」は、日本の「嫌韓」と比較にならないほど過激化している
東京五輪は海外でどのように報道されたのか。
韓国生まれの作家・シンシアリーさんは「韓国のマスコミはこぞって日本を非難した。
例えば、開会式でMISIAさんが歌った君が代に対して猛攻撃を浴びせた」という――。
嫌韓を拡大させた、いくつかの案件
個人的に、韓国の日本に対する感情的スタンスは、明らかに「反日(ほぼ無条件で「反」のスタンスを取る)」だと見ています。
でも、日本の韓国に対するそれは、「嫌韓」とは思えません(「嫌」とは意味が違う)。
どちらかというと、関わりたくないというか、話が通じないときのイライラさというか、そんな感覚に似ています。
嫌いというのもある程度の積極さが必要なので、どうも嫌韓という単語はしっくりきません。
そう、私は嫌韓という単語があまり好きではありませんが、だからといって他に代用できる単語があるわけでもないし、
いつのまにか有名になったこともあって、以下、「嫌韓」という単語を借用するとします。
日韓関係において、嫌韓を拡大するいくつかの重大な案件がありました。
一部を深く調べることも大事ですが、やはり重要なのは「拡大」です。
韓国の反日思想に強い関心を持っていない方々に、「あ、あれ確かにおかしいな」と思わせる、
いわば嫌韓を拡大させる、いくつかの案件がありました。
有名なのが二〇〇二年ワールドカップで、インターネットの普及と相まって、
韓国社会が日本に対して抱いている論拠なき悪感情が、日本の皆さんに知られるようになりました。そ
れからも、李明博大統領の天皇陛下(現在の上皇陛下)侮辱発言および竹島上陸、拉致被害者問題への非協力的な態度、
旧朝鮮半島出身労働者や慰安婦個人賠償問題および日本企業の資産に対する差し押さえなど、
いつもは韓国に対して融和的な態度を取るマスコミすらも「これはおかしい」と報道せざるを得ない案件が、いくつかありました。