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【無礼な韓国】ティアラを借りて使う日王の一人娘… 日本で「アイコを日王に」世論高まる
2018年2月22日、58才の誕生日を迎えたナルヒト(中)当時の王世子(現日王)と家族が東京で撮影した家族写真。左側がマサコ王妃、右側はアイコ公主だ。東京=AFP聯合ニュース(宮内庁配布)
ナルヒト(徳仁)日王の一人娘、アイコ(愛子)公主が翌月5日に行われる予定の成年式で使うティアラを作らず、借りて使うことにして話題になっている。
新種コロナウイルス感染症(コロナ19)で困難を体験中の国民を考慮して、3億ウォン近い費用がかかるティアラ製作をしないことにしたのだ。
最近、愛子のいとこ、マコが国民の反対を押し切ってコムロとの結婚を押し切り、日王の弟アキシノミヤ・フミヒト王世弟一家に対する日本国民の反発が大きくなった状態で、アイコの決定は相対的に国民のための王室の望ましい姿に映った。
これに対し王室典範を改正してアイコが王位を継承すべきだ、という世論も再び大きくなっている。これに先立ってマコの成人式ティアラは和光社が2,856万円で、妹、カコのティアラは御木本社が2,793万円でそれぞれ製作した。しかし、アイコはコロナ19で国民生活や経済活動などに困難がある状況を考慮したという説明だ。
ニュースが報道されるとすぐに日本ではイトコであるマコと比較してアイコを高く評価する世論が高まった。一部の週刊誌は「愛子さまはティアラ借用、一般人の眞子さんは超豪華マンションの現実」という刺激的タイトルで二人を比較した。
現在のナルヒト日王夫婦には息子はいないが、フミヒトにはヒサヒト(15)という末の息子がおり、ナルヒト日王後の王位はフミヒト、ヒサヒトの順になると予想される。しかし、日本世論はこれらよりはアイコが王位を継承するのが良いというもので、マコの結婚とアイコの成人式がほぼ同時期になされて世論に今一度火をつけた。
すでに日本世論は2016年に続き2019年に実施された調査でも「女性の王位継承を容認すべき」という意見が80%を越すほど肯定的だ。実際の日本の歴史で女性の王は何度かあったし、憲法上でも問題がなくて王室典範さえ改正すれば良い。
しかし、政界、特に自民党内保守派は女性継承に極度に否定的だ。9月に実施された自民党総裁選で女性の王位継承に明確に賛成した人は4候補のうち野田聖子ひとりで、これは自民党内保守派議員の票を考慮しものと分析された。
スガ・ヨシヒデ内閣当時に始まった安定した王位継承方案を議論する専門家会議もやはり女性王位継承案は排除したまま△女性王族が婚姻後も王籍を維持する方案△過去の王族の男子孫を王族に養子縁組させる方案など二種類に整理された。
共同通信は7月まで開かれてひとまず中断された知識人会議が岸田文雄内閣スタート後、初めて今月30日再開し、岸田総理も参加して最終方案検討を始める計画だと報道した。
しかし、女性王位継承案を排除した知識人会議に国民は不満だ。関連記事には「国民の意見を反映しない知識人会議は無意味だ」「秋篠宮家の王位継承には反対だ」「愛子内親王の継承を望む」というコメントがついた。
東京=チェ・ジンジュ特派員
韓国日報(韓国語)
https://www.hankookilbo.com/News/Read/A2021112722350003060