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【値上げ】「韓国国民の夜食」フライドチキンは2万ウォン(約2千円)時代に突入
■「国民の夜食」フライドチキンも2万ウォン時代に
「国民の夜食」と言われるフライドチキンも例外ではない。チキン・フランチャイズで業界1位のキョチョンチキンは今月22日から値上げに踏み切った。2014年に一部メニューの価格を上げて以来7年ぶりだ。キョチョン・オリジナルとハニー・オリジナルが1万5000ウォン(約1450円)から1万6000ウォン(約1540円)に、レッドウイングとハニーコンボは1万8000ウォン(約1730円)から2万ウォン(約1930円)にそれぞれ値上げした。キョチョンチキンは「数年にわたり続いてきた人件費上昇、さまざまな手数料負担に加えて最近は社会全体の物価上昇で加盟店の収益性改善が大きな課題になっている」とコメントした。
それ以外のチキン店は「今すぐ値上げする計画はない」としているが、業界1位が値上げに踏み切ったことで今後追随する動きが出る可能性も高い。キョチョンチキンは2018年から配達費として2000ウォン(約190円)を受け取っているが、今後はほかの多くの店も配達費の導入に踏み切りそうだ。
チキンのように配達需要が旺盛な飲食店は原材料価格と人件費だけでなく配達の費用も大きな負担だ。配達アプリの「配達民族」と「クーパンイーツ」が攻撃的な手数料戦略で配達担当の人員を吸収したが、影響でそれ以外の配達代行業者も人材募集のため配達料金の値上げに踏み切っている。この経費がそのまま店の商品価格に転嫁されているのだ。
ヤフーニュース(朝鮮日報)
https://news.yahoo.co.jp/articles/2ca78b5b122cc4d17cb083e1e385806906bb200c