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【韓国大統領選】 有権者が投票所から投票用紙を持ったまま外出・指紋押なつ拒否 代理投票が可能な事案が各地で発生
不正選挙疑惑が依然として存在する状況なので選挙管理はいっそう徹底されるべきなのに、早くも全国的にかなり問題になっています。
特にソウル・西大門では、有権者らが用紙を持って投票所外に出るという事件が発生しました。その気になりさえすれば代理投票も
可能な状況が繰り広げられたわけで、不正選挙論争が各所で相次ぎました。イ・ソンジン記者のリポートです。
【写真】選管押印済みの投票用紙を持ったまま投票所の外に出た有権者
(記者リポート)
有権者らが期日前投票所の外で列を作っています。ところが有権者らの手には、選管の押印が鮮明な投票用紙が見えます。
きょう午前、ソウル市西大門区の期日前投票所で起きたこうした状況は、かなりの時間にわたって続きました。
記票所の待機状況を考慮せずに、押し寄せた投票者らに投票用紙を配ってやったことで、投票所の外にまで列ができたのです。
(期日前投票管理官)
「庁舎が狭いので、記票する場所がちょっと少なかったんです。そこで、もう記票するであろう投票用紙を持ったまま、
記票するためにちょっと出ていたんです」
相当数の有権者が待機の列から抜け出して食事をしに行くケースもあるといわれるなど、代理投票をしても分からなかった状況です。
選管は「待機の列から抜け出したのはごく少数の選挙人だけだった」としつつ、恐縮しているという見解を出しました。
選挙管理がおろそかな中、不正選挙を疑ったことによる騒ぎも相次ぎました。
大田のある投票所前では、5-6人の集団が「投票者数をカウントする」と称して撮影を行い、警察によって解散させられました。
忠清北道堤川のある投票所では、50代の男が「なぜ指紋を押すのか、不正選挙ではないか」と抗議して現行犯で逮捕されました。
(選管関係者)
「話が通じない方でした。ただ、その方は騒ぎを起こして現行犯で…」
釜山市沙下区の投票所では、無所属の黄教安(ファン・ギョアン)候補側の選挙参観人が「直接数えた投票参加者数と
選管が公開した数字との間に大きな差がある」として警察に通報するという事件も起きました。
27日夜、開票場の準備の真っ最中だった釜山・江西の体育館に50代の女と30代の男が侵入しました。
二人はこの建物で10分間、釜山市選挙管理委員会が設置した開票用の器具や設備などを撮影して出ていきました。
警察は30代の男を緊急逮捕し、逃げた女を追っています。TV朝鮮、イ・ソンジンがお伝えしました。
(2025年5月29日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)
朝鮮日報 記事入力 : 2025/05/30 10:40
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/05/30/2025053080034.html