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【韓国大統領選】金文洙氏、テレビ討論で李在明氏を痛烈批判「周辺人物の死は多すぎ」

韓国与党「国民の力」のキム・ムンス(金文洙)大統領候補は27日、最大野党「共に民主党」のイ・ジェミョン(李在明)候補に対し、「周辺人物があまりに多く亡くなっている」と指摘し、「(遺書で)『もう政治から手を引け』と書き残している」と痛烈に批判した。
金候補は同日午後、ソウル麻浦区上岩洞のMBCスタジオで行われた政治分野をテーマとする3回目のテレビ討論で、李候補に向けて発言した。「特に捜査中に亡くなるケースが多い。城南都市開発公社の開発事業本部長だったユ・ハンギ氏は、捜査を受けていた翌日に亡くなった」と具体例を挙げた。さらに、「城南都市開発公社開発1処長のキム・ムンギ氏もまた、捜査や事情聴取を受けている最中に亡くなっている。さらに、ペ・ソヨン氏と同居していた知人も、法人カード疑惑に関連して参考人聴取を受けている最中に遺体で発見された」と続けた。
金候補は、「京畿道知事時代の初代秘書室長を務めていたチョン・ヨンス氏も同様に亡くなる際に何と書いたか。『もう政治から手を引いてください』と書き残した」と述べ、李候補の辞任を強く促した。
これに対し、李候補は「全く根拠のない一方的な主張だ」と反論。「検察が存在しない事件をでっち上げようと強圧的な捜査をひどく行うから、彼らが苦しんでそのようになったのではないか。私に対して具体的な証拠を一つでも出してみてほしい」と反論した。李候補は「彼らが亡くなったのは検察の過酷な圧力のためだ」とし、「亡くなった方々には心から痛みを感じている」と語った。
金候補は同日、李候補を「怪物独裁の信号弾」と激しく非難した。金候補は政治改革と改憲に関する公約発表の時間に、「わが国の憲法と民主主義は三権分立の精神の上に立っている。しかし、李候補は立法府の多数派政党でありながら、これを足がかりに大統領も弾劾し、首相も弾劾し、監査院長も弾劾し、最高裁判所長官まで弾劾すると言って、すでに31人を弾劾した」と指摘した。
続けて金候補は、「最高裁判所長官の特別検察官捜査を行い、さらに弾劾や聴聞会も行うと言っている。また、三権分立を完全に破壊し、党権を掌握して完全に独裁を行おうとしている」と主張。「言論労組を通じて多大な影響力を及ぼしており、また民主労総を通じて市民社会団体にも甚大な影響を及ぼし得る」と述べた。
金候補は、「これこそまさに立法暴走、弾劾乱発、防弾立法であり、カカオトークも検閲すると言っている。これがまさに李在明という怪物政治、怪物独裁の信号弾だ」とし、「これによってイ・ナギョン(李洛淵)元首相が『怪物国家、怪物独裁を阻止しなければならない』と非常に強い危機感を抱いている」と語った。
そして金候補は、「このような状況で、私が真の国民統合、すなわち東西、労使、左右が統合する政治を必ず行う」と締めくくった。
wowkorea 2025/05/28 06:26
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