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【韓国】内需低迷でコーヒーショップの廃業増加
韓国国税庁が25日に明らかにしたところによりますと、ことし1月から3月までの第1四半期のコーヒーショップの数は9万5337店で、去年の同じ時期に比べて743店減少しました。
第1四半期にコーヒーショップの数が減少したのは、関連の統計を取り始めた2018年以来です。
コーヒーショップは、2018年の4万5203店から2019年には5万3102店に増え、新型コロナウイルスの感染拡大で外出が制限されていた2020年の第1四半期には6万2916店に増えました。
その後、2021年は7万2847店、2022年は8万5609店、2023年には9万3913店に増え続けましたが、去年は9万6080店で増加傾向が鈍化し、ことし初めて減少に転じました。
コーヒーショップだけでなく、飲食業界全体も縮小傾向となりました。
ことし第1四半期のチキンやピザなどファストフード店の数は4万7803店で、去年の同じ時期に比べて180店減りました。また、韓国料理店は484店、中華料理店は286店減少しました。
また、起業の定番業種とされるコンビニも、ことし第1四半期に5万3101店となり、455店減少しました。
引退した高齢者層が、チキン店や飲食店、コンビニなどさまざまな自営業に参入したものの、市場の飽和状態と内需の冷え込みにより、廃業が相次いでいるとの分析が出ています。
KBS 2025-05-27 09:54:47/Update: 2025-05-27 10:08:00
https://world.kbs.co.kr/service/news_view.htm?lang=j&Seq_Code=90254