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【サッカー】「日本人を信じるのか」「伊藤が批判されるべき」独王者バイエルン、主力の韓国代表DFを容赦なく放出か!
ブンデスリーガを制したバイエルンの韓国代表DFキム・ミンジェが、退団に向かっているようだ。
韓国メディア『InterFootball』は5月18日、「狂ったように出場したキム・ミンジェが退団、ウパメカノと日本代表を信じるバイエルン、3593分の献身は水の泡」と見出しを打った記事を掲載。「バイエルンはキム・ミンジェのパフォーマンスを正当に評価できていないようだ」と嘆いた。
同メディアは、ドイツの大手紙『ビルト』のバイエルンの内部事情に精通する記者の情報として、次のように報じた。
「2年前にキム・ミンジェを獲得した時、クラブは彼にもっと大きな期待を寄せていた。キム・ミンジェは夏の移籍市場の有力候補だ。
魅力的なオファーがあればチームを離れることも恐れていない。バイエルンでのプレーで受ける批判を深く痛感している」
「バイエルンはキム・ミンジェの売却を望んでおり、移籍金は約3000万ユーロだ。キム・ミンジェ獲得時に支払った移籍金は5000万ユーロだったが、損失を出してでも売却する意向を示している」
『InterFootball』は「バイエルンはキム・ミンジェを放出する一方で、他のセンターバックは残留させる。現在、ダヨ・ウパメカノと新契約交渉を行なっている。締結される可能性は非常に高い」とし、こう続けている。
「さらに、日本代表センターバックの伊藤洋輝も来シーズンの構想に入った。バイエルンが売却を検討しているCBはキム・ミンジェのみで、伊藤の売却に関する報道はない。キム・ミンジェ売却後、バイエルンは後釜の獲得を目ざし、ウパメカノ、ヨシップ・スタニシッチらでCBを再編しようとしているようだ」
そして、「なぜキム・ミンジェなのか? ウパメカノや伊藤とのパフォーマンスを比較すると、説得力に欠ける選択だ」と苦言を呈し、
「キム・ミンジェはシーズン終盤、アグレッシブな守備からミスが多かったのは事実だが、これは怪我を抱えながらプレーしていたことが原因だ。キム・ミンジェ自身も怪我の影響があったと明かしている」と訴えている。
「一方、ウパメカノと伊藤は怪我の影響でキム・ミンジェよりも出場試合数が少なかった。特に伊藤はシーズン序盤から怪我で出場機会を失い、復帰後も怪我の再発のより8試合で再び欠場した。批判されるのは当然だが、批判の矛先から逸らされている感がある。
むしろ、怪我を抱えながらも公式戦43試合、3593分も出場したキム・ミンジェこそが最も批判されていると言えるだろう」
自国のスターへの扱いに、我慢ならないようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
5/19(月) 6:03配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/bac2812fc57bce79a811fef00ffd5115876b6b2b