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【FRIDAY】 韓国アイドルグループ大研究!世界屈指のエンタメ帝国・韓国に「日本が勝つために必要なコト」
◆4大芸能事務所の戦略
現在のK−POPシーンには、4大芸能事務所が君臨しており、それぞれに強みがある。
「4大芸能事務所の中で最も古参であるSMエンタテインメントは、デジタルストリーミングへの素早い転換やミュージカル興行やドラマ制作ビジネスへの進出など、常に新しい事業へ進出する姿勢が特徴です。時代に合わせた音楽をプロデュースする柔軟さがある。’00年代の東方神起や少女時代に続き、’20年代もaespaやRIIZEら人気グループを輩出しています。
BIGBANGやBLACKPINKらを世に送り出してきたYGエンターテインメントは、4大事務所の中でも屈指の実力主義とされています。スキルが足りないと判断された練習生は容赦なく契約を打ち切られ、事務所を追放される。その反面、YGからデビューするアーティストの実力は折り紙付き。レディー・ガガやセレーナ・ゴメス、ブルーノ・マーズといった世界的アーティストとのコラボにも積極的です。4大事務所の中でもグローバル意識が特に強いといえます」(レコード会社関係者)
残り2つの事務所はどうか。
ー中略ー
◆日本が韓国に勝つために
今や世界でも屈指のエンタメ帝国と化している韓国に対して、日本はどのように勝負を挑めばいいのか。
「まずは、『外に出ていく』意識を持つことでしょう。楽曲の内容だけではなく、プロモーションにおいても常に世界基準を意識しなければならない。例えば、韓国の音楽番組には『チッケム』というシステムがあります。
パフォーマンスの際、メンバーひとりひとりにフォーカスした映像がYouTube上で公開されるのです。
6人組のグループでチッケムを撮れば、ひとつの楽曲で6つのコンテンツができます。一方、日本の音楽番組ではパフォーマンス映像がTVerで1週間配信される程度で、アーカイブとして長期間残ることがない。
YouTubeでの発信力や視聴回数は、韓国のほうが圧倒的に優れています。
コンテンツ振興院のような機関を作り、国が民間企業のチャレンジを後押しすることも必要です。従来のビジネスモデルを脱却し、韓国の成功モデルを参考にする必要があるでしょう」(ジャーナリスト・松谷氏)
世界を熱狂させるK−POP。成功のウラには、緻密な戦略、国を挙げたコンテンツへの支援、そしてアーティストたちの血のにじむような努力が隠されていた。
全文はソースから
5/15(木) 16:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b65697c7a87c02108c3602cda0f06b98de9c60e5