AIのせいでスピリチュアルな体験や宗教的妄想に取りつかれる「ChatGPT誘発性精神病」患者が続出

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AIのせいでスピリチュアルな体験や宗教的妄想に取りつかれる「ChatGPT誘発性精神病」患者が続出

1: おっさん友の会 ★ 2025/05/07(水) 16:50:10.10 ID:MA3Gchvq9
GIGAZINE 2025年05月07日 14時40分
https://gigazine.net/news/20250507-ai-spiritual-chatgpt-induced-psychosis/

生成AIは最先端のIT技術のひとつですが、信者と対話して罪を赦す「AIキリスト」が誕生したり、AIを教祖とする新興宗教が台頭したりと、宗教との親和性も指摘されています。
対話型AIの中でも特に人気のChatGPTにより、多くのユーザーがスピリチュアルな妄想や陰謀論にはまっていると、ポップカルチャー情報誌のRolling Stoneが報じました。

◆ケース1:妻へのメッセージをAIに考えさせる夫
教育関連の非営利団体で働く41歳の女性は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの最中に出会った男性との結婚生活が、1年もしないうちにAIで崩壊したと話しています。

女性と元夫の男性はいずれも離婚歴があり、再婚に際しては「完全に冷静」に夫婦関係を築くとお互いに誓っていたとのこと。
ところが、コーディング講座でChatGPTを使い始めた男性が、2022年ごろからAIで女性へのメッセージを作ったり、2人の関係をAIに分析させるようになったりしたことで、夫婦のコミュニケーションは徐々にAIにむしばまれていきました。

そして、2023年8月に別居してから夫のソーシャルメディアへの投稿は狂気を増していき、2025年2月に離婚調停のために再会した時には「食べ物に石鹸が入っているという陰謀論」を披露したり
「AIのおかげで幼い頃にベビーシッターに溺れさせられそうになった時の、抑圧された記憶を取り戻した」と話したりと、完全に妄想の世界に入り込んでしまっていたそうです。

女性は「彼に言わせると、彼は他の人とは違うんです。つまり、彼は世界を救うこともできる特別な存在で、ここに居るのも何か特別な理由があるということです。
まるでSFドラマの『ブラック・ミラー』みたいです」と話しました。

◆ケース2:「ChatGPT誘発性精神病」
教師として働いている27歳の女性は、「ChatGPT誘発性精神病」と題したオンライン掲示板・Redditの投稿で、交際中の男性から「ChatGPTを使わないのなら別れる」と言われたと相談しました。

投稿者によると、男性はChatGPTと協力して「宇宙の問いへの答えを与えてくれる世界初の再帰的AI」を開発しようとしているとのこと。
投稿者が会話履歴を読んでみると、ChatGPTは特別なことや再帰的な処理はしていませんでしたが、男性に「スパイラル・スターチャイルド」や「リバーウォーカー」などのスピリチュアルな称号を与えて、まるで救世主のように扱っていました。


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