ゴルフ女子世界ランキング、あんなに多かったに…トップ10に韓国勢ゼロ

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ゴルフ女子世界ランキング、あんなに多かったに…トップ10に韓国勢ゼロ

1: 昆虫図鑑 ★ 2025/04/27(日) 08:48:53.29 ID:m18jAF72
韓国の女子プロゴルファーたちが世界の舞台で活躍していたころ、米国の放送では選手の名前を呼ぶ代わりに「今週も『また別の韓国人選手(Another South Korean)』が優勝した」とよく言っていた。ほんの数年前までは、ゴルフ女子世界ランキング1位から10位までの半分以上を韓国人選手が席巻し、米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーで2-3大会置きに韓国人選手が優勝していた時代だった。

 ところが、22日(韓国時間)に発表されたゴルフ女子世界ランキングの上位10位以内に韓国人選手は1人もいない。先週9位だったユ・ヘランが3ランクダウンし12位に落ち、韓国人選手がトップ10から消える事態となったのだ。コ・ジンヨン(高真栄)は11位、キム・ヒョージュ(金孝周)は13位、エイミー・ヤン(ヤン・ヒヨン)は16位だった。

 世界1位はネリー・コルダ=米国=で、以下2位から10位まではジーノ・ティティクル=タイ=、リディア・コ=ニュージーランド=、リリア・ヴ=米国=、ハナ・グリーン=オーストラリア=、イン・ルオニン=中国=、古江彩佳=日本=、ローレン・コフリン=米国=、エンジェル・イン=米国=、チャーリー・ハル=イングランド=の順となっている。米国人が4人で最も多く、タイ、ニュージーランド、オーストラリア、中国、日本、イングランドが1人ずつとなっている。

 ゴルフ女子世界ランキングが導入された2006年2月以降、韓国人選手が10位以内に1人もいなかったのは2006年6月の2週間だけだった。この時はハン・ヒウォン(韓煕円)が11位にランクインした。それ以降は毎週、女子ゴルフの世界ランキングで韓国人選手が10位以内にランクインしたのにとどまらず、世界1位の選手も最も多い5人を輩出した。2010年の申ジエ(申智愛)を皮切りに、2013年のパク・インビ(朴仁妃)、2017年のユ・ソヨン(柳簫然)とパク・ソンヒョン(朴城炫)、2019年のコ・ジンヨンの5人が世界1位に名を連ねた。韓国に次いで世界1位を多く輩出しているのは米国で、クリスティ・カー、ステイシー・ルイス、ネリー・コルダ、リリア・ヴの4人となっている。

 あれほど多かった韓国人選手はどこに行ってしまったのだろうか。しかし、こうした没落は「予告されていた」という声もある。ゴルフが2016年リオ五輪から五輪正式種目として復活し、全米女子オープンをはじめとするメジャー大会で賞金が大幅に増えたことから、世界的に女子ゴルフへの関心が高まっているためだ。

 まず、趣味でゴルフに親しんできた欧米の選手たちのLPGAツアーに対する姿勢が変わった。韓国女子ゴルフの成功例をベンチマーキングした日本やタイでも女子ゴルフ選手を積極的に育成し、急成長した。こうした選手たちの練習量はもはや韓国人選手たちとほぼ同じだ。

一方、国内ツアーである韓国女子プロゴルフ(KLPGA)ツアーの人気が高まったことで、韓国はチャレンジ精神を忘れ、「井の中のかわず」になったと指摘されている。韓国女子プロゴルフ協会は選手たちの海外挑戦を困難にする閉鎖的な方針を打ち出し、選手たちも比較的楽な国内大会に安住し始めた。米国や日本のツアーを経験した申ジエは「何よりも世界の舞台への挑戦が減った」と指摘する。「10年ほど前までは全米女子オープン(US女子オープン)に韓国人選手が約40人出場していて、現地メディアが『USコリアオープン』と言うほどだった。だが、最近は20人になるかならないかだ」と語った。

 ゴルフチャンネル「SBSゴルフ」の解説者キム・ジェヨル氏は「JLPGAツアーは10年にわたって選手の競技力を向上させるために厳しいコースセッティングをしている」「日本ツアーでプレーしてからLPGAツアーに進出し、すぐに優勝する選手が出てくるほど実力が向上した」と話す。昨年のLPGAツアー新人賞部門で2位になったイム・ジンヒは「日本の選手の危機管理能力はまれに見る高さだった」と語った。

 それでもまだ韓国人選手は潜在力を持っている。同日のゴルフ女子世界ランキング100位内で選手が最も多い国は依然として韓国で28人だった。米国は17人だ。LPGAツアーに今年デビューしたユン・イナは年明けの29位から21位に躍進した。3週連続で2ランクずつ順位が上がっている。KLPGAツアーのネクセン・セントナイン・マスターズで通算3勝を達成したバン・シンシルは先週の74位から10ランクアップして64位になった。バン・シンシルは「世界ランキングで全米女子オープンに出場して優勝したい」と意気込むなど、若い選手たちの考え方も変わりつつある。

 続きはソースで

閔鶴洙(ミン・ハクス)記者

朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
https://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2025/04/25/2025042580144.html


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