【これって？】「あのマンガ」のスピンオフに既視感しかない事態に

　「野原ひろし 昼メシの流儀」は、しんちゃんの父・野原ひろし（35）の昼メシにまつわる出来事を描いた、漫画家・塚原洋一による“メシ漫画”。「月刊まんがタウン」（双葉社）で2015年12月から連載をスタートし、現在は「まんがクレヨンしんちゃん.com」で連載されている。

　サラリーマンとして日々家族のために働くひろしが、限られたお小遣いと時間の中で、束の間の息抜き＝昼メシにこだわり抜く姿を描き、「クレヨンしんちゃん」では見せないその姿が大反響。累計発行部数は80万部を突破（紙／電子を含む）し、「まんがクレヨンしんちゃん.com」での累計PV数は440万PV（2024年度）を越えている。

　ひろしの声は、「クレヨンしんちゃん」シリーズと同じく、人気声優の森川智之が担当。必然的にひろしだけのシーンが多くなり、森川は「セリフ量がハンパなく多いです。おかげでカロリー消費も多く、アフレコ画面の美味しそうな料理に、お腹の音がおさまらずNG連発。ホントに大変でした」と本作ならではの苦労を告白。「全国の野原ひろし＆クレヨンしんちゃんファンのみなさん！　お待たせしました！　ひろしの昼メシの流儀をみて、一緒に明日のランチ何にするか考えましょうか」とコメントを寄せている。

　また、原作の塚原は「初めてアニメ化のお話をいただいた時は天にものぼる心地でした。送られてきた脚本を読んで、『わかってもらえている』とさらに嬉しくなり、出来上がってきた映像を観てその素晴らしさに感激し、アフレコに立ち会わせていただき森川智之さんの声が入った時、天を超え、さらに銀河を超える心地でした」と、アニメ版のクオリティーの高さへの喜びを寄せている。

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