【衝撃】スシロー、大人気のイクラ1皿「100円」→「150円」漁獲量減少で価格高騰

【衝撃】スシロー、大人気のイクラ1皿「100円」→「150円」漁獲量減少で価格高騰

1 デビルゾア ★ :2021/11/24(水) 05:51:40.08

大手回転寿司チェーン「スシロー」は、10月27日にイクラを1皿100円(税込110円)から150円(同165円)に値上げした。なお、東京都などにある都市型店舗では120円(同132円)から170円(同187円)の価格改定となる。

値上げの背景について広報担当者は、「近年の漁獲高減少や世界的な需要増」を挙げる。スシローにおける寿司の人気ランキング(販売皿数)で、イクラは4位に位置する(2019年10月~20年9月)。

 回転寿司チェーンの主要顧客はファミリー層であり、特にイクラは子どもに人気だ。値上げで、売れ行きに影響はなかったのだろうか。スシローを運営するあきんどスシローの堀江陽社長は、「想定してたより落ちていない」と説明する(11月10日時点)。人気商品なので、値上がりしてでも食べたいお客が多かったようだ。また、堀江社長は、「おいしいと感じられるサイズや量で提供するのが基本だ」と語る。今回の場合、イクラの量を減らしてまで価格を100円に維持する考えはなかったようだ。スシローは4年ほど前にもタイを値上げしているが、その際にも「ペラペラ(の薄さ)にするのではなく、おいしさを重視した」(堀江社長)。

(中略)

 こうした価格高騰に大手回転寿司チェーンはどう対応していくのか。

 スシローなどを率いるFOOD&LIFE COMPANIESは、11月12日に発表した新・中期経営計画で「食材の安定調達」を重要項目に掲げた。天然の漁獲量は減少傾向が続くと見込んでおり、養殖魚の比率を高めていく方針だ。具体的には、現在養殖が35%で天然が65%となっているが、将来的には50%ずつにしていく。

 さらに、同社は中国や東南アジアに海外版スシローを出店しているが、こうした地域にバイヤーを派遣。生産者と複数年にわたる契約を直接結び、より安定的な協力関係を築きあげるとしている。

 養殖事業への関与も強める。養殖事業者と合弁会社を設立し、ゲノム編集などを活用した生産性の高い養殖事業を行う。そして、水産資源を安定的・持続的に確保する構想も掲げる。

(中略)

 ちなみに、安い価格でネタを仕入れることができた場合は、お客に還元している。過去には、期間限定で1貫あたりのネタのグラム数を倍にして、値段はそのままにした「ダブル超大切りサーモン」を提供している。

 食材の価格高騰に対応し、安定調達を実現するため各企業は知恵を絞っている。

https://news.yahoo.co.jp/articles/27f06022a98313bfd7a18c4eefff42078d05b13d

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